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韓国で年金引当金が「1,000兆」まで来た!

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2020年12月06日、韓国の企画財政部は韓国の「年金引当金」について、「2019年末:944兆2,000億ウォン」だったのですが、2020年末に「1,000兆ウォン」を超えることを明らかにしました。

韓国「年金引当金」の推移
2015年:659.9兆ウォン
2016年:752.6兆ウォン
2017年:845.6兆ウォン
2018年:939.9兆ウォン
2019年:944.2兆ウォン
2020年:1,000兆ウォン(予測)

年金引当金とは勘定科目の1つで、将来支出すべき年金総額(韓国の場合は公務員年金と軍人年金の合算額)を現在価値に割り引いたもので「負債」計上になります。これが1年間で「55兆8,000億ウォン」も伸びたのです。これはとりもなおさず、年金基金が急速にやせ細っていくことを意味しています。

実際、韓国では公務員年金の支出が収入を超え、2011年から政府が足らない分を毎年約2兆ウォン補填する事態となっているのです。

また増加した理由の1つに文在寅政権が公務員の増員を行っていることがあります。雇用を作ると称して公務員を増やしていることの弊害がこんな点にも現れているというわけです。

(吉田ハンチング@dcp)

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