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報道資料で「韓国と話しても時間の無駄」が露呈。日韓外相が電話で「平行線の対話」

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北朝鮮のミサイル発射挑発を受けて、2022年02月03日、日本韓国の外相が(よせばいいのに)電話で実りのない対話を行いました。

まず、韓国外交部の公表したプレスリリースが以下です。


↑プレスリリースの冒頭からここまで日本への難癖が列挙されています。


↑リリースの最後に北朝鮮のミサイルについての項目が記載されています。ちなみに2ページ目はこれだけ。

□まず、鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官は、正しい歴史認識が日韓関係の未来志向的発展のための根幹であることを指摘し、今回の日本政府が韓国人強制労役の苦痛の歴史を放置したまま、「佐渡鉱山」を世界遺産に登録するよう推進決定したことに深い失望とともに抗議の意を表した。

ㅇまた昨年7月、ユネスコ世界遺産委員会の決定により、2015年「日本近代産業施設」登録時に日本自ら約束した後続措置から忠実に履行することを強力に促した。

ㅇ続いてこのような後続措置を履行せずに、むしろ日本政府が自ら表明してきた過去史関連謝罪と反省の精神に逆行する動きを見せており、日本政府がこれに同調したことについて懸念を表明した。

□また、鄭長官は強制徴用や日本軍慰安婦被害者など過去史問題関連、被害者が受け入れられる解決策を模索するため、日本側のより積極的な姿勢を促し、日本輸出規制(原文ママ)・福島原発汚染水(原文ママ)問題など両国その他の懸案に関連して韓国政府の立場を再度伝えた。

□一方、両大臣は、北朝鮮の1.30中距離弾道ミサイル発射に深い懸念と遺憾を表明し、朝鮮半島状況の安定的管理および早急な対話再開のために韓日、日米韓の間での協力を継続していくことにした。終わり。

⇒参照・引用元:『韓国 外交部』公式サイト「日韓外交長官対話の結果」

深い失望とともに抗議の意を表した」「強力に促した」「懸念を表明した」「韓国政府の立場を再度伝えた」で結ばれている各項目は繰り言で、日本が全く同意しない件です。

注目していただきたいのは記載の順番です。

この電話会談は、北朝鮮のミサイル発射を受けて行われたはずなのに、日本に対する言いがかりの項目が先で、最後に申し訳程度に北朝鮮のミサイル発射の件がきています。

これは韓国政府のプライオリティーを示しています。韓国政府にとって北朝鮮のミサイルなどどうでもいいのです。日本の外相と電話会談が実現したので、ここぞとばかりにかねてよりの言いがかりをぶつける機会にしたに過ぎません。

次に日本の外務省が出したプレスリリースを見てみましょう。

2月3日、午後1時45分から約35分間、林芳正外務大臣は、1月30日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、鄭義溶(チョン・ウィヨン)韓国外交部長官との間で日韓外相電話会談を実施しました。

1.両外相は、1月30日の弾道ミサイル発射を含む北朝鮮の核・ミサイル活動について深刻な懸念を共有した上で、こうした活動が、日本、地域、国際社会の平和と安定を脅かすものであるとの共通認識の下、北朝鮮への対応について、日韓、日米韓で引き続き緊密に連携していくことを改めて確認しました。

2.林大臣から、旧朝鮮半島出身労働者問題や慰安婦問題等に関する韓国国内の動きにより日韓関係は引き続き非常に厳しい状況にある旨述べた上で、これらの懸案を含め、両国間の問題に関する日本の一貫した立場に基づき、韓国が責任を持って対応する必要があるとして韓国側に適切な対応を強く求めました。鄭長官からは、韓国側の立場に基づく発言がありました。

3.鄭長官から、「佐渡島の金山」に関する韓国の独自の主張に基づく発言があったのに対し、林大臣から、韓国側の独自の主張は受け入れられず、遺憾であると抗議しました。その上で、林大臣から、我が国としては、「佐渡島の金山」の文化遺産としてのすばらしい価値がユネスコにおいて評価されるよう、冷静かつ丁寧な議論を行っていく考えであり、韓国側とも誠実に議論を行っていく旨述べました。

⇒参照・引用元:『日本国 外務省』公式サイト「日韓外相電話会談」

日本にとっては北朝鮮によるミサイル挑発の方が重要ですので、先にきています。そもそもそれに対応するための会談だったはずなので当たり前ですけれども。

このようにプレスリリースを比較するだけで分かりますが、日本は北朝鮮への対応で韓国と話し合っても無駄です。期待するだけ虚しい思いをするだけですから、できるだけ接触もしない方がいいでしょう。高位者が接触しても韓国に「日本に甘える機会を与えるだけ」になります。

(吉田ハンチング@dcp)

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