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米国でもハイブリッド車がシェア伸ばす!米国・韓国のデータを確認してみよう

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電気自動車の売れ行きがこのまま伸びるのか、と不安がでてきました。韓国でも「電気自動車の輸出はこの先も大丈夫か」と懸念の声が上がっています。

Money1でもご紹介しましたが、韓国ではハイブリッド車の人気が再燃しているのです。ガソリンは高価ですし、電気自動車にすると給電に時間がかかるなどの不便がありますので、ハイブリッド車が支持されるのは当然の成り行き。

2023年10月、韓国では以下のように集計されました。

2023年10月新車登録台数(燃料別)
ガソリン:6万7,796台+3.4%
ハイブリッド:2万5,982台+65.2%
軽油:2万2,460台-24.8%
電気:1万5,445台-20.3%
その他:865台(-57.0%( )内は対前年同期比での増減

対前年同期比で、電気自動車の新車登録台数は「20.3%減少」ですが、ハイブリッド車は「65.2%の増加」です。ハイブリッド車は1年前の約1.65倍に増えています。

実は、アメリカ合衆国でもハイブリッド車がシェアを伸ばしているのです。

合衆国の『J.D.Power』は、2023年第3四半期の自動車の動力別のシェアを以下のように集計しています。

2020年3Q2021年3Q2022年3Q2023年3Q
ガソリン車91.2%85.5%83.6%77.3%
ハイブリッド車3.2%6.1%5.5%8.9%
プラグインハイブリッド車0.5%1.3%1.3%2.0%
電気自動車1.9%3.8%6.2%8.6%
その他3.2%3.3%3.4%3.2%

対前年同期比の増減(2023年第3四半期)
ハイブリッド車:+3.4%
電気自動車:+2.4%

2023年第3四半期には、ハイブリッド車が電気自動車を超えるシェアの伸び率だったのです。

ハイブリッド車の人気が高まると、有利になるのは『TOYOTA(トヨタ)』筆頭に日本の自動車企業です。

韓国としては「ぐぬぬ……」かもしれませんが、電気自動車の失速具合が加速すれば韓国と中国の自動車企業は困ったことになるでしょう。

(吉田ハンチング@dcp)

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