臨死『アシアナ航空』の格付けが「風前の灯火」と大騒ぎ。いや、下がって当然じゃん!

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世にもアホらしい話です。買収話が流れて債権団の管理下に入った『アシアナ航空』ですが、韓国メディアで今さらのように「格付けが下がる!」と記事が出ております。

2019年には実質破綻し、(しかも自国で起こした「NoJapan運動」でさらに経営が傾くというおまけ付きで)債務が膨らみ、買収契約が結ばれたものの、債務の多さに嫌忌された企業です。

なぜ「格付け」がそのままなわけがあるのでしょうか。下がって当然でしょう。

韓国メディア『ソウル経済』の記事から以下に引用します。

売却が不発となった『アシアナ航空』の信用格付けが「投機」等級に降格される危機に瀕している。

有償増資などの新規大株主支援による財務指標の改善が難しくなったためだ。

最近、政府が2兆4,000億ウォン規模の流動性供給支援策を発表したが、会社の財務的ファンダメンタルズを改善するには不足しているという評価が出ている。

韓国信用評価はアシアナ航空の信用格付け見通しを従来の「レビュー未確定」から「下方検討」対象に分類すると、15日に発表した。

短くて3カ月、遅くても6カ月以内に信用格付けを調整するという警告だ。現在『アシアナ航空』の信用格付けは「BBB-」で10段階の投資適格等級の最下段である。一段階落ちても投機等級に降格される。
(後略)

⇒参照・引用元:『ソウル経済』「[シグナル]アシアナ航空『風前の灯』…年内『投機等級』に墜落の可能性」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)

風前の灯火(ともしび)もナニも、以下のような業績ですから本当はもう消えていてもおかしくないのです。

第2四半期
売上高:1兆9,000億ウォン
営業利益:-931億ウォン

第2四半期
負債比率:2,366.1%
借入金依存度:68.7%

債権団は国策銀行なのですから、市場から資金調達させることなど考えず、自分たち(国策銀行)が必要な分を全部出して経営を正常化させると腹をくくればいいだけの話です。

基幹産業を救うのではなかったのでしょうか? (どうせお金もないですが)『基幹産業安定基金』で救うと決めたのに、救えなかったとなったらそれこそ国の恥。肝を据えてやるしかないでしょうに。

(柏ケミカル@dcp)

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