韓国新大統領の素晴らしい国際外交デビュー――だそうです。
2025年06月16日(現地時間)、カナダでG7サミットが始まりました。
↑「何しに行くのやら」な李在明(イ・ジェミョン)大統領もカナダに向かいました。
↑大統領機の中で記者ブリーフィングを行いました。何笑てんねんな写真ですが、こういうことをやりたがるのが左派・進歩系の大統領です。なぜなら「格好いいオレ」「格好いい政権」を見せることができるからです。
そもそも正式に招待されていなかったにもかかわらず、(恐らく)無理からねじこんで「G7参加する」としましたが、G7メンバーではないし、「参観」ですから、ボードにはもちろん出禁。韓国の出る幕はありません。
――で、
先にご紹介したとおり、大統領の報道官は「韓米首脳会談では……」「日韓首脳会談では……」と、得々と妄想を語りましたが、実現できるかどうか分らないものだった――ことが明確になりました。
韓国の極左メディア『ハンギョレ』が首脳会談が実現しなかったときのための伏線張りを始めました。
2025年06月16日付けの記事から以下に一部を引用します(2025-06-17 00:47に記事更新されています)。
(前略)
G7加盟国との二国間会談は、18日の拡大会合の際に行われる見通しである。特に注目されるのは、米韓・日韓首脳間の初対面が実現するかどうかである。
多国間会議という特性上、米国・日本両国との二国間会談はどちらも流動的である。
また、会談が実現しても、その時間が30分未満と短いか、あるいはこれすら難しい場合には、10分前後の略式会談形式である「プルアサイド(pull-aside)」方式で行われる可能性もある。
(後略)
李在明(イ・ジェミョン)大統領を全面的に応援している極左メディア『ハンギョレ』ですが、「米韓・日韓首脳間の初対面が実現するかどうかである」と、スケジュールなど何も決まっていないことをはっきり書いています。
「会談が実現しても、その時間が30分未満と短いか、あるいはこれすら難しい場合には、10分前後の略式会談形式である「プルアサイド(pull-aside)方式で行われる可能性もある」が傑作で、「pull-aside」というのは、字面どおり「脇に引っ張っていく」という意味です。
外交・国際会議の文脈では、正式な議題や日程に基づかず、首脳や閣僚などが非公式に短時間で行う立ち話形式の会談を指します。
・会議の合間やレセプション、移動中に「ちょっと話そう」と誰かを文字通り脇に引き寄せて話す。
・あくまで「非公式で即興的な対話」であり、事前に通訳や議題などを準備した正式会談とは異なる。
というものですから、こんなものを「略式会談」などと呼ぶのは韓国メディア・政府だけです。「立ち話レベル」と呼んだほうが正確でしょう。
先にご紹介したとおり、文在寅が安倍晋三首相をソファに引っ張っていって「はい、歓談しました」とでっちあげたことがあります。しかも写真を勝手に撮影し、公表しました。
トランプ大統領がさっさと帰国! 米韓首脳会談は空振り!
傑作なのは、合衆国のトランプ大統領がさっさと帰国したことです(現地時間16日夜に帰国)。
イスラエル – イランの戦いが激化していますので、当然です。
↑YouTube『TBS NEWSDIG』チャンネル「トランプ大統領 G7初日を終えたところで帰国へ『中東情勢に対応』」
大変残念なことに、米韓首脳会談は実現しようがなくなりました。
トランプ大統領から電話がなかなかか掛かってこなくて、「合衆国から冷遇されている」と(やっと)分かった韓国、および李在明(イ・ジェミョン)大統領は焦っているところに……大変残念な結果となりました。
そのため、必死で石破茂首相にとりつこうとするでしょう。
G7サミットに集った首脳の中で、一番ヒマなのは(そもそも呼ばれもせんのに無理からねじこんだ)李在明(イ・ジェミョン)さんです。
面白いのでガン無視してやればいいのですが、さあ日韓の「略式会談」とやらは実現するのでしょうか。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は、以下のように述べています。
「大韓民国はしばらく後退したが、世界10大経済強国、5大軍事強国、文化的には本当に先進国として認められている国」
「しばらく後退があったが、すぐに少し前の地位を回復していくと信じる」
「『G7プラス』は可能な機会になれば努力してみなければならない」
――左派・進歩系の大統領は誰をとっても「頭がお花畑」です。
(吉田ハンチング@dcp)