連動して利益が出るINDEXを新たにつくればイイんじゃね?

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何らかの指標(INDEX)にリンクする金融商品・投資信託を「インデックス投信」(あるいは簡単にインデックス商品)と呼びますが、日本ではあまり主流の売れ筋商品とはなっていません。例えば、日本の「TOPIX」に連動していたとしたらどのくらいの利益が出るものか……。アメリカの「S&P500」に連動した投信などと違って、長期投資を考えるのであれば利益を得ることが確実に期待できる、とはいきませんからね。

では、連動するINDEXを新たに開発すればいいのでは? と思われるかもしれません。実際にそのような動きもあるのです。2014年に導入された「JPX日経インデックス400」はその例です。「資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、『投資者にとって投資魅力の高い会社』で構成される新しい株価指数を創生します」とその狙いを説明しています。このJPX日経インデックス400は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も採用したことで有名になりました。

JPX日経中小型株指数」というINDEXも新たに開発されたものです。「JPX日経インデックス400と同じコンセプトを適用し、持続的な企業価値の向上、株主を意識した企業経営を行っている企業で構成する株価指数です」と説明されています。

上記のような新たなINDEXの開発はこれからも行われるでしょう。そのパフォーマンスがどのようなるかは注目に値しますね。

⇒データ引用元:「JPX日経インデックス400の狙い」
⇒データ引用元:「JPX日経中小型株指数」

(柏ケミカル@dop)

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