『アシアナ航空』との合併に向かい、経営の再建にもまい進している韓国『大韓航空』。キャッシュフローを良くするために、社債の発行を行います。
先にご紹介したとおり、当初の目標は「2,500億ウォン」で、好評であれば「3,000億ウォン」規模の発効になるかも……という話でした。
コレがことのほか好評のため、「3,500億ウォン」(約343億円)規模まで膨らませることになったのです。
04月15日発行
・650億ウォン(満期:6カ月)
・1,600億ウォン(満期:2年)
・1,250億ウォン(満期:3年)
計:3,500億ウォン
・650億ウォン(満期:6カ月)
・1,600億ウォン(満期:2年)
・1,250億ウォン(満期:3年)
計:3,500億ウォン
『大韓航空』の信用格付けは「BBB」でちっとも良くありませんが(飛びそうだったので仕方ありません)、合併に向かって財務状況が多少なりとも好転しているのが評価されたようです。
この社債で入手したお金は、借金の返済と運営資金に充てるとのこと。まあ、借金は「できるとき」にしておくのが正解です。
経営が傾いて本当に必要な時には貸してくれないものですから。
(吉田ハンチング@dcp)