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韓国で「もしかして2カ月連続の貿易赤字では……」と不安高まる

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先にご紹介したとおり、韓国メディアの風向きが変わってきました。「貿易収支が減ってるじゃん」と気付いたようです。

「いや、だからぁ……」なのですが、先にご紹介したとおり、2022年01月01~10日の貿易収支が「約50億ドルの赤字」だったため、不安感もいや増している様子です(詳細は以下の記事を参照してください)。

韓国なんと「50億ドルの赤字」で01月スタート。大丈夫なのか
年初から良くありません。「大丈夫なのか」という話です。 毎度おなじみですが、韓国の関税庁から「2022年01月01~10日の輸出入動向」のデータが公表されました。以下をご覧ください。 2022年01月01~10日 ...

2022年01月18日、韓国メディア『朝鮮日報』が「原油・ガス・石炭輸入価格が上がり、14年ぶりに2カ月連続の貿易赤字懸念」という記事を出しました。

2カ月連続というのは、産業通商資源部のデータでは「2021年12月の貿易収支は赤字」だったからです。

先にご紹介したとおり、通関ベースでの12月は以下のようになりました。

2021年12月
輸出:607億3,500万ドル+18.3%
輸入:613億2,100万ドル+37.4%
貿易収支:-5億8,600万ドル

⇒参照・引用元:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2021年12月および年間輸出入動向」

で、2022年01月も01月10日の段階で以下のとおりです。

2022年01月01~10日
輸出:139億4,500万ドル+24.4%
輸入:188億9,000万ドル+57.1%
貿易収支(輸出 – 輸入):-49億4,500万ドル

( )内は対前年同期比

⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「’22年1月1日〜1月10日の輸出入状況」

冒頭でご紹介したとおり「約50億ドルの赤字」。

これが「01月11~31日で黒字に逆転できるのか?」なのです。

黒字にできなければ2カ月連続の貿易収支赤字になります(ただしこれは通関ベースの統計/国際収支統計でどうなるのかはまだ分かりません)。

これまた先にご紹介しましたが、鈴置高史先生によれば、韓国の通関統計はインチキということなので、文在寅大統領に忖度した数字を出す可能性はあります。

しかし、統計は政府の舵取りの基礎となるもの。

いい加減な統計、数字に化粧を施すようではとても先進国などとはいえません(日本でも統計を糊塗していた政府機関がありましたが恥ずべきことです)。どんなに不利なデータになってもエンピツをなめることなどせず、正々堂々と公表していただきたいものです。

貿易収支が赤転したのは、これまた何度もご紹介していますが、主に資源価格の急騰によります。以下をご覧ください。

輸入品目(対前年同期比増減)
天然ガス:392.5%
石炭:395.2%
石油製品:149.8%
原油:79.9%
半導体:28.4%

データ出典は関税庁(2022年01月01~10日)

天然ガス、石炭はなんと約4倍も増えているのです。輸入金額が膨らみ、輸入の増加が輸出の増加を上回っているので、その分、利益が減るという構造になっています。

間もなく、01月01~20日までの貿易統計が出てきます。いかなる数字になるのかにご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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