韓国『サムスン電子』の李健熙(イ・ゴンヒ)会長が亡くなり、その相続税が「10兆6,000億ウォン」(9,832億ウォン)と推算されていることは先にご紹介しましたが、これに触発されたのか韓国メディアに「韓国の相続税」の高さについての記事が出ました。
韓国の相続税制はOECD加盟国の中でナンバーワン!
と報じています。何度かご紹介したことがありますが、韓国の相続の最高税率は「50%」で世界第2位。どこが一番かというと日本の「55%」です(ただしこの最高税率は額面どおりに受け取らない方が良いのですが:税理士さんに要相談)。
ただし、『サムスン電子』のように企業を継承するといった場合には韓国の方が高くなるというのです。『毎日経済』では以下のように説明しています。
5日韓経研レポートによると、韓国の相続税制はOECD加盟国の中で最も高い。相続税の最高税率は50%で、日本(55%)よりも低い第2位であるが、企業を承継したときに、株式価値の最大株主割増評価(20%割増)を適用すると、最高税率が60%になって、事実上、日本よりも高い。
(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による
というわけで「韓国 アズ ナンバーワン!」です。
(松田ステンレス@dcp)