割安株の見分け方 その15「RCI」 その2

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今回は「RCI」の続きです。「RCI」は株価のトレンドを分析するために「スピアマンの順位相関」を用いたもので、日数の経過に従って株価がどのように変動しているかを示します。「RCI」は「パーセント」表示され、その数値は「-100」から「+100」まで変動します。「-100」の場合は「株価が下落するトレンド」にあり、「+100」の場合には「株価が上昇するトレンド」にあります。

実際のチャートに「RCI」を表示してみましょう。ディーエヌエー(銘柄:2432)の2016年7月8日から2017年1月5日までのチャートです(『株ドットコム』のクオンツチャートより引用)。水色は「5日間」のRCI線、オレンジ色は「10日間」のRCI線になります。

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rci%e3%81%ae5%e6%97%a5%e7%b7%9a%e3%81%a810%e6%97%a5%e7%b7%9aRCIを何日期間で使用するかはそれぞれのトレーダーによって違うのですが、期間を短くとると振幅が激しくなり、見にくくなります。「20日間」のRCI線にしてみましょう。

rci20%e6%97%a5%e7%b7%9a%e3%81%ae%e3%81%bf見やすくなったのではないでしょうか。上記のとおり、

「+100」で推移すると上昇トレンド、つまり「売り」に適した局面

rci_highest_price
「-100」で推移すると下落トレンド、つまり「買い」に適した局面

rci_lowest_price

です。上記のRCIの部分だけ取り出してみると、以下のようになります。

RCIによると、この記事を書いている2017年1月5日現在は「買い」のタイミングということになります。さて、この分析は正しいでしょうか?

※『Money1』は読者にいかなる株式銘柄の売買も薦めるものではありません。売買は皆さんの自己責任において行ってください。

(吉田ハンチング@dcp)

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