韓国の自動車産業はもはや、『現代自動車』と『起亜自動車』しか生き残れないような状況になってきています。この2社『現代自動車』グループも弱体化していますので、先々には韓国ドメスティックの自動車企業は消滅するかもしれません※。
※特に筆者の意見ではなく韓国メディアもこのような見解を出しています。例えば以下の記事を参照ください。
https://money1.jp/archives/66824
『現代自動車』と『起亜自動車』の株価が非常に低迷しており、注目されています。
『現代自動車』の株価推移をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:以下同/日足)。
2022年に入ってからの最高値(ローソク足の実体線:以下同)は「01月07日終値:21万5,000ウォン」ですが、直近03月04日の終値は「17万2,500ウォン」です。
19.8%下落し、失った時価総額は「9兆809億ウォン」(約8,536億円)になります。
次に『起亜自動車』。
2020年に入ってからの最高値は「01月07日終値:8万6,700ウォン」。直近03月04日の終値は「7万3,100ウォン」です。
株価は「15.7%」下落し、「5兆8,778億ウォン」(約5,525億円)の時価総額を喪失しました。
両社合わせて「14兆9,587億ウォン」(約1兆4,061億円)の時価総額が蒸発しました。韓国を代表する企業の株価としては寂しい結果です。
(吉田ハンチング@dcp)