利回り

基礎知識

米国債利回り低下 「日本化」する?

アメリカ合衆国の国債の利回りが低下しており、その低下がどこまでいくのかと懸念の声が上がっています。識者の中には、日本国債のようにマイナスになることもあり得るという指摘もあります。『Bloomberg』によれば、元FRB議長のアラン・グリーン...
基礎知識

「ブレーク・イーブン・インフレ率」とは?

「ブレーク・イーブン・インフレ率(Break Even Inflation rate)」は略称「BEI」といい、「普通国債」と「物価連動国際」の「流通利回りの差」を指します。式でいえば、普通国債の利回り - 物価連動国債の利回りで求められま...
トピック

イタリア国債利回り急騰 火種は残る

イタリアで反EU政権が成立し、イタリア国債10年物の利回りが急騰。『五つ星運動』党首が「EU離脱は考えていない」なんて声明を出して何とか目前の危機を回避した……ように見えるわけですが。ここ1カ月のイタリア国債10年物の利回りチャートを見てみ...
基礎知識

スティープ化とは? 「急勾配」になること

米国債の利回りが注目されていますので、経済ニュースでも「イールドカーブ」について言及されることが多いですね。その際に「スティープ化」という言葉が使われることがあります。このスティープ化がどのような意味かご存じでしょうか?まず「イールドカーブ...
基礎知識

雇用統計大幅改善でアメリカ株式上昇

アメリカ労働省が03月09日に発表した02月の雇用統計では、非農業部門での就業者が前月比で31万3,000人も増加し、アメリカの景気拡大の順調さが裏打ちされました。ただし、政府の期待する賃金上昇は鈍化しています。平均賃金(時給)は「26.7...
トピック

パウエルのおっちゃん「利上げは妥当。回数増やすかもよ」

イエレンのおばちゃんからFRB(米連邦準備制度理事会)議長を引き継いだパウエルのおっちゃん。いきなり02月初週の株式市場の暴落となり、「パウエル議長、波乱の幕開け」みたいな報道がされましたが、なんとか復調でとりあえず顔が潰れずに済んでいます...
基礎知識

米国債の買い機会なのか?

2017年に債券市場がサッパリだったのを取り返すぞー、でもないのでしょうが、ここにきて債権に資金を移動すべき、という意見が大きくなっているようです。Bloombergの記事によりますと、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIM...
トピック

やっぱり「日本銀行のせい」だってば!

円高が亢進しているせいで株安になっており、株式市場に投資している人にとってはちっとも面白くない状況です。『夕刊フジ』の02月03日号(2018年02月02日発行)の田村秀男先生のコラム「『お金』は知っている」に興味深い指摘がありましたのでご...
トピック

「つみたてNISA」投資先の金融商品は現在131本!

いよいよ金融庁肝入り企画の「つみたてNISA」が来月より開始されます。すでに口座を開設した人もいらっしゃるでしょう。つみたてNISAの投資対象となる金融商品は、金融庁に届けられたものでなくてはなりません。12月06日、金融庁から最新の「つみ...
トピック

MRFとはナニか?

『つみたてNISA』の開始まで2カ月を切りましたが、投資信託について興味を持つ人が増えているようです。投資信託の中に「MRF」と呼ばれるものがあります。このMRFとはナニかご存じでしょうか?■証券会社における「普通預金」のようなものMRFは...
トピック

国債買っていくら儲かるの? 利益の計算が分かりにくい!

「国債を購入しようかな」なんて考えている人がいらっしゃるかもしれませんね。うちの国の日本国債はともかく、いやともかくとか言っていると怒られるかもしれませんが、アメリカ国債は利率が上昇していてうらやましい限りです。アメリカ国債の場合は特に「リ...
基礎知識

その国は大丈夫か? を表すのが「ソブリンリスク」

投資の世界では「Sovereign Risk(ソブリンリスク)」という言葉がしばしば使われます。このソブリンリスクとは、ひと言で言えば「その国に貸したお金が返ってくるか、その信用度合い」を意味する言葉です。「国債」はその国に政府が発行する「...