米中が電撃「電話会談」。「中国と同じ方向に進め」と米国に要求

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2023年06月18日にアメリカ合衆国のブリンケン国務長官が訪中するといわれていたのですが、中国が日程を頑として認めず、このまま流れるのかと思われたのですが……。

まず06月13日、ブリンケン国務長官と中国・秦剛外交部長官との間での電話会談が行われました。

以下が本件について中国の外交部が出したプレスリリースです。


↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット

秦剛、ブリンケン米国務長官と電話会談

北京時間6月14日、秦剛国務委員兼外相は、約束によりブリンケン合衆国国務長官と電話会談を行った。

秦剛氏は、年初来、米中関係は新たな困難と挑戦に遭遇しており、その責任は明らかであると指摘した。

中国は、習近平主席が提唱した相互尊重、平和共存、Win-Win協力の原則を常に守り、米中関係の見方と対処を進めてきた。

秦剛氏は、台湾問題など中国の核心的な関心事について厳しい立場を明らかにし、合衆国側は敬意を示し、中国への内政干渉をやめ、競争の名の下に中国の主権、安全、発展の利益を損なうことはやめるべきだと強調した。

米側が両首脳のバリ会談の重要なコンセンサスと合衆国側の関連公約を実行に移し、中国側と同じ方向に進み、違いを効果的に管理し、交流と協力を促進し、中米関係の安定化と健全で安定した発展の軌道への復帰を促進するために、実践的な行動を取ることを希望する。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「秦刚同美国国务卿布林肯通电话」

述べられているのは「中国側と同じ方向に進め」「米中関係がこじれているのは中国の責任ではない」など、毎度おなじみの主張です。

自由主義陣営国は「中国と同じ方向」に進むことなどできません。これは新冷戦でイデオロギー対立なので、妥協などはあり得ません。

念のために付記しますが、2023年06月14日22:11時点で、ブリンケン国務長官の06月18日訪中について、中国外交部側は「いまだにFIXした情報はない」としています。

(吉田ハンチング@dcp)

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