2024年10月11日、現在の院長がボンクラの極みである韓国の金融監督院が「2024年09月 外国人証券投資動向」を公表しました。
ご注目いただきたいのは以下のデータです。
2024年09月 外国人の純買収額
株式:-7兆3,610億ウォン
債券: 3兆6,300億ウォン
小計:-3兆7,310億ウォン外国人の保有残高
株式:746兆9,400億ウォン
債券:263兆4,200億ウォン
小計:1,010兆3,600億ウォン
09月に外国人投資家は韓国の上場株式を7兆3,610億ウォンも売り越しました。債券は3兆6,300億ウォンの買い越し※ですが、トータルで3兆7,310億ウォンの売り越し。
※ただし「満期償還」分の8兆4,620億ウォンを除く。
セルコリア(韓国売り)が進行しました。
ちなみに、韓国株式が約7.4兆ウォンも売り越されたのは、2021年08月に記録した「7兆8,160億ウォン」以来の最大規模です(3年2カ月ぶり)。
外国人の韓国株式保有額は、いまだ「746兆9,400億ウォン」あります。これは上場市場の28.0%に当たります。
Money1でもかつてご紹介したことがありますが、外国人投資家の韓国市場における保有比率はだいたい3割ぐらい。30%を超えていたことがありますので、28.0%というのは過去の水準に満たない率ではあります。
ではどの国の保有額が多いのかというと、以下のようになります。
国別に見ると、やはりアメリカ合衆国が最大で「39.8%」を占めています。
ではどんな銘柄が売られたのかというと、金融監督院によれば「売られた株式のほとんどは半導体株。人工知能(AI)の収益性に対する疑問が提起され、関連種目が一緒に下落した結果」とのこと。
やはり外国人投資家は韓国の半導体株を選好しなくなっています。
(吉田ハンチング@dcp)