2026年03月13日(金)現在も「イスラエル + アメリカ合衆国 vs イラン」の戦争はまだ続いています。
近々、トランプ大統領が一方的に終戦を宣言する――という話が出ていますが、それで戦争が終わるわけではありません。
これが斬首作戦の欠点ですが、たとえ成功したとしても戦争が終わったことにはならず、終戦後の体制をどうするのか誰と話し合えばいいのか分からなることです。

合衆国は、次の最高指導者と目される人物が気に入らなければ、次々と殺害し続けるつもりでしょうか。まるでガラガラですね。続ければ続けるほど、合衆国への反感が強まるばかりです。
――それはともかく、中東情勢を巡って面白い話が出ています。
韓国のイランに対する債権――支払ってもらえない未収金が約5億ドルもある――というのです。
韓国メディア『朝鮮日報』の記事から一部を以下に引いてみます。
(前略)
11日、国会国土交通委員会所属のイ・ジョンウク『国民の力』議員が国土交通部から受け取った資料によれば、昨年06月末基準で韓国企業が海外で大規模建設工事を行い、1年以上代金を受け取れていない長期未収金は4億9,492万ドルである。
このうち約3分の2に当たる3億4,393万ドルは中東および近隣地域で発生した。
イランで発生した未収金は3,339万ドルだった。為替レート1,471.7ウォンを適用すると、中東および近隣地域で発生した未収金規模は5,061億ウォンである。
海外建設工事の長期未収金のうち半分近くに当たる2億1,003万ドルは、5年以上受け取れていない悪性未収金である。
悪性未収金のうち1,000万ドル以上の事業の大部分がイラク、イランなど中東地域の事業であることが分かった。
(後略)
先に少しだけご紹介したことがありますが、韓国では建設業が大変に不況です。内需が駄目なので、大手企業は海外での仕事も取って頑張っています。
それはいいのですが、一方でおから工事を行って訴えられたりもしています。

これまた韓国企業の「あるある」ですが、海外ではお金をきちんと支払ってくれないかもしれない――というリスクがあるのです。
自分で商売をされている方は理解していらっしゃるでしょうが、きちんとお金を支払ってもらえるというのは、とても難しいことなのです。特にクライアントが外国の場合は。
今回報じられた未収金問題は、まさにこのリスクを示すものです。
国土交通部は、「発注者と施工会社の間の意見の相違によって生じた紛争、発注者の財源不足などを未収金発生の原因」としています。
イランは韓国と縁の深い国です。70年代にはインフラ建設で多くの韓国人がイランに渡り働きました。そのような国が今、国際的に孤立し、戦争のただ中にいます。
(吉田ハンチング@dcp)





