韓国「失業給付」ついに「1.1兆ウォン」! 失業者急増に過去最大を毎月更新!

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韓国実体経済が悪化の様相を見せ、それが深刻化していることが分かるデータが公表されました。

失業者が増加しており、「失業給付額」(いわゆる「失業手当」です)が05月からさらに増え、06月にまたしても過去最大金額を更新したのです。

その額「1兆1,103億ウォン」(約988億円※1。以下のグラフのように、2020年に入ってからずっと右肩上がりで、先月から1兆の大台を超えています。

本件を報じた『毎日経済』の2020年07月13日の記事では以下のように伝えています。

求職給与は、政府が失業者の求職活動を支援するため、雇用保険基金から支払われる手当として、失業給付の大部分を占め、通常の失業給付と呼ばれる。

求職給与支給額は、コロナ19の拡散が本格化した今年02月から毎月過去最高記録を塗り替えている

先月の求職給与新規申請者は10万6,000人で、前年同月より3万人39.5%)増加した。先月の求職給付受給者も71万1,000人で、歴代最大規模であった。

⇒参照・引用元:『毎日経済』「先月の失業給付支給額1兆1,000億ウォン…また『過去最大』」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)

赤アンダーライン、強調文字は筆者による

先にご紹介したとおり、韓国は「低負担・低福祉」の国で、社会的なセーフティーネットは脆弱。また、雇用保険基金は枯渇の危機がささやかれています。

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韓国の社会的なセーフティーネットは「低負担・低福祉」が特徴なのですが、新型コロナウイルス騒動によって雇用を失う人が増加しており、「雇用保険の財源」が枯渇しないか心配される事態になっています。2020年05月04日、韓国メディア『韓国経済』に...

そのため雇用保険の基盤を強固にするため、にわかに文在寅政権が動きだそうとしていますが、これが果たして間に合うかどうか……。

※1ウォン円の換算は2020年07月13日の「1ウォン=0.089円」を用いました

(柏ケミカル@dcp)

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