「バッドバンク」とは?

バッドバンク(bad bank)」は、金融システムが危機に陥る可能性がある場合に設立される「不良債権の受け皿」です。例えば、世界的な金融危機が生じると、主要な金融機関をデフォルトさせられないという事態になります。その金融機関が飛ぶことで関連する金融機関も連鎖的にデフォルトし、金融システムが麻痺しかねないからです。

このような際には、デフォルトの基になる不良債権を引き受けるバッドバンクが設立されます。公的資金を用いて(用いるなどして)不良債権をここに集めて精算、不良債権から切り離された既存の金融機関を健全なものとして生き残らせるのです。つまりバッドバンクとは、精算処理するために「不良資産ばかりを集める資産管理会社」です。

このバッドバンクに対して、不良資産を切り離して生き残る「事業継続する金融機関」を「グッドバンク(good bank)」と呼ぶことがあります。

(柏ケミカル@dcp)