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韓国『LGディスプレイ』業績が急悪化!「1.8兆の赤字予測」希望休職募る

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韓国のディスプレー企業は『BOE』をはじめとする中国の猛烈な追い上げ、また世界的家電需要の低迷によって業績が悪化しています。韓国を代表するディスプレーメーカーであった『LGディスプレイ』は急速に業績が傾きました。

同社の2022年の営業利益は以下のようになっています。


↑「DART」に公示された2022年第三四半期の『LGディスプレイ』の業績。営業利益は「-7,593億ウォン」Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。

『LGディスプレイ』2022年営業利益
第1四半期:383億ウォン
第2四半期:-4,883億ウォン
第3四半期:-7,593億ウォン
第4四半期:-6,000億ウォン
小計:-1兆8,096億ウォン

上掲第4四半期は証券会社コンセンサスによる予測

2022年は第1四半期はかろうじて黒字でしたが、第2四半期に赤転。以降数千億ウォンの赤字となり、第4四半期も大きな赤字になるものと見られています。

通年で見れば約1.8兆ウォンもの赤字予測。

実は、『LGディスプレイ』では2022年11月から生産職の職員の有給休職を実施しています。近々これを全職員に拡大して希望者を募る予定とのこと。3~12カ月間休職し、その間は固定給の50%支給するというものです。

つまり、それほど業績が悪化しているわけです。

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