2023年09月14日、韓国の原子力安全委員会は、ハヌル原子力発電所の4号機を手動停止させる決定を下しました。冷却水漏れが想定されるとのこと。
以下が原子力安全委員会が出したプレスリリースです。
冷却水系統整備のために原子炉手動停止を決定し、09月14日18時から出力を落とす――となっています。2023年09月14日20:07現在のリアルタイムステータスを見ると、以下のようになっています。
現時点で4号機の原子炉出力は「93%」。停止に向かっています。
プレスリリースで気になるのは「『韓国水力原子力発電』は冷却水配管で漏れが発生していると推定し、正確な漏洩部の確認および補修のために原発を停止することを決定」です。
「冷却水が漏れていると推定」ですが、大丈夫なのでしょうか。
Money1でも何度もご紹介しているとおり、韓国の原発はよく止まります。韓国の不時停止の件数を見ると以下のようになります。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット不時停止とは、1年間の正常運転中の危機故障または人的要因によって発電所が不時停止した件数を意味し、安全性と電気品質確保の観点から原発の運営管理レベルを示す指標である。(後略)
⇒参照・引用元:『韓国 原子力安全委員会』公式サイト「不時停止」
件数は明らかに増えています。原発の数が増加しているので、1基当たりのインシデントは減少していると強弁しているのですが、果たしてそんな考えで大丈夫なのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)