「貿易依存度」とは、その国に「輸出額」「輸入額」を足し、この「輸出入額の合計」をGDPの金額で割って算出します。貿易を「輸出入の合計」と捉え、「その国の輸出入金額が対GDP比で何パーセントになっているか」を表しています。
「香港」は世界一の貿易依存地域で、2018年の貿易依存度はなんと「323.3%」。2位シンガポール「231.5%」、3位ベトナム「195.38%」と貿易立国がランキングでは続きます。
では日本はというと、イメージとは異なり貿易依存度は非常に小さくて「29.3%」しかありません。EU域内で活発に荒稼ぎしているドイツは「69.9%」、輸出産業1本で食べているといわれる韓国は「70.3%」と両国とも非常に貿易依存度が高くなっています。
日本はときに識者から「貿易依存度(あるいは輸出だけ取って「輸出依存度」)が低すぎないか」といわれたりするのですが、ここまで来てしまったものを変えるのは容易なことではありませんね。
⇒参照・データ引用元:『GLOBAL NOTE』「世界の貿易依存度 国別ランキング・推移」
https://www.globalnote.jp/post-1614.html
(柏ケミカル@dcp)
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