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バランスシートの縮小問題 日本は完全に「乗り遅れ」

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ここにきて米FRBEGB(欧州中央銀行)が「バランスシートの縮小」に向かって動き出す、というニュースがよく聞かれるようになりました。これは、2008年のサブプライムローン危機でドン底にまで落ち込んだ経済をなんとかするために、世界の中央銀行が国債や各種債権の買い入れを進めたことの揺り戻しです。

これら買い入れのために、中央銀行の資産が異様に膨らみバランスシートが大きくなってしまったのです。正常化のためにバランスシートをまた縮小しなけれなならないのですが、それをいつからどのように行うかが問題なのです。

また、日本の中央銀行たる「日本銀行」もまたバランスシートの縮小に取り組まなければならない宿命ですが、日本の場合はまだ国債の買い入れが継続している状況です。このままいくと日本銀行がもたないのでは……と危惧する識者もいらっしゃいます。

いわゆる出口戦略というわけですが、出口戦略も何も日本の場合にはまだデフレからの脱却が明確ではなく、インフレターゲットもクリアされていません。Money1でも取り上げたとおり、黒田日銀総裁が2%のインフレ率を達成できるのは「19年度ごろ」と、物価目標を6回目も先送りする始末です。その間に日銀のバランスシートはさらなる拡大を続けることになります。ヤバい状況であることは明白です。

(柏ケミカル@dcp)

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