韓国が米国債を57億ドル(6,222億円)も売る!

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2021年03月15日、アメリカ合衆国財務省から「合衆国公債の主要ホルダーと保有金額」についてのデータが出ましたので、韓国の保有金額を確認してみます。これも定点観測です。

⇒参照・引用元:『アメリカ合衆国 財務省』公式サイト「MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES」

「2020年12月:1,309億ドル(約14兆2,890億円)」から「2021年01月:1,252億ドル(約13兆6,668億円)」へ「57億ドル(約6,222億円)」も減りました。

その分のドルが調達されたわけです。『韓国銀行』の発表によれば2021年01月の韓国の外貨準備ではDeposits(預金)が「47億ドル増加」しています。ですので、これは合衆国公債を売った分だと思われます。一方のSecurities(証券類)は54億ドル減少しています。これは上記の57億ドルとほぼ合います。2021年01月は、Securities(証券類)のうち合衆国公債を売却してDeposits(預金)を増やしたのではないでしょうか。

韓国の場合、そのDeposits(預金)が本当に当局に管理できているのかが微妙――という点が問題です。なにせ、「アジア通貨危機」の際には市中銀行に貸し出したりしていましたので。

韓国ではしばしば死神と呼ばれる『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)の定義によれば、外貨準備は「いざというときに金融当局がスグに使えない」といけないので、そういう貸し出した分はカウントしないのです。こういう点を現在の韓国が守っているかどうか誰も保証できません。

(吉田ハンチング@dcp)

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