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韓国財政収支「-48.5兆ウォン」で赤字膨らむ

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2021年07月08日、韓国の企画財政部から「月刊金融動向と課題 2021年7月号」が発刊されました。この中に韓国政府の財政収支がどのように推移しているのか、のデータがあります。

読者の皆さんもご存じのとおり、韓国政府の財政は2020年に非常に危うい点までいきました。韓国政府の債務が膨らみ、債務の増加速度はOECD加盟国の中でも第2位

pan>になるほどでした。

債務の増加速度が速すぎるとして『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)から警告が発せられるほどです。

2021年はどのように推移しているのかをひと言でいえば、「2020年よりまし」です。企画財政部の公表データでは、まず2021年05月は以下のようになっています。

2021年05月単月
収入:43兆7,000億ウォン(約4兆2,389億円)
支出:47兆9,000億ウォン(約4兆6,463億円)
統合財政収支:-4兆1,000億ウォン(約-3,977億円)

管理財政収支:-8兆1,000億ウォン(約-7,857億円)

⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「『月刊金融動向と課題 2021年7月号』を発刊」

統合財政収支」というのは単純に「収入」から「支出」を引いた収支です(上掲データは引き算すると合いませんが元資料どおり/四捨五入で丸めてあるため)。

一方の「管理財政収支」は、統合財政収支に年金基金などの政府関連社会基金の収支を加えたものです。政府財政の収支を見る場合には、この管理財政収支の方が重視されます。

上掲のとおり、韓国政府財政は05月は赤字です。2021年01~05月の累計で見ると以下のようになります。

2021年01~05月累計
収入:261兆4,000億ウォン(約25兆3,558億円)
支出:47兆9,000億ウォン(約27兆3,443億円)
統合財政収支:-20兆5,000億ウォン(約-1兆9,885億円)

管理財政収支:-48兆5,000億ウォン(約-4兆7,045億円)

01~05月の累計では「-48兆5,000億ウォン」の大きな赤字です。

しかし、2020年の01~05月累計は「-77兆9,000億ウォン」でしたから「29兆4,000億ウォン」(約円2兆8,518億円)ましになったのです。

累計ベースで2021年05月までの「統合財政収支」「管理財政収支」の推移を見ると以下のようになっています。

注目していただきたいのは、右端の2021年04月、同05月です。

04月に収支がましになったのに05月にまた下落(赤字が大きくなった)。さらにはオレンジ色の点線の「管理財政収支」がいわゆるワニの口状に開いて下落しています。つまり社会基金の赤字が大きくなっているのです。

韓国政府は税収が増えたからと33兆ウォンの第2次補正予算を組んでばらまきを行うことを決めましたが、これは「収入」の増加だけを見た措置です。社会基金まで含めた管理財政収支を見ると、韓国政府の財政は全然大丈夫ではありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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