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中国の外貨準備高と対外債務

中国が公表している経済指標は常に疑問視されています。信頼に足るデータであるか分からないからです。先日も「中国の外貨準備高が3年ぶりに増加」といったニュースがありましたが、これなども「その奥に何があるか」を見なければなりません。決して中国経済...
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中国「米国債を買うのやめようかなー」チラッ

01月10日に「中国が米国債の買い入れを停止する」という報道が入り為替市場でドル安が進行するという事態となりました。円高も進み、01月11日の日本市場が開けるころには111円台前半までとなりました。先日紹介したドルの強弱を示す指数(INDE...
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フィンテックじゃねーし! 山崎先生「ボロ!」と喝破

ファイナンス(finance:金融)とテクロノジー(technology:技術)を合わせた「フィンテック(fintech:financial technology)」という言葉をあちこちで聞くようになりました。しかし、それはどこが新しいの?...
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イスラム金融ってナニ? 利子は許されません!

「イスラム金融」という言葉をご存じでしょうか? 非常におおざっぱな言い方をすると「イスラムの教義をベースとする金融取引のこと」です。イスラムを信仰するいわゆる「イスラム国」では、自らの教義から逸脱しない金融取引を行っているのです。イスラム教...
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アメリカの株高がいつまで続くかへの懸念 あと6カ月!?

アメリカの株価が高値更新を続けており、絶好調な相場となっています。ただ「どこまで続くのか」「そのうちヒドイ目に遭うのではないのか」と不安視する声も聞こえてきています。そんな中、ロイターに「国債利回りとの相関データが示す米株下落の可能性」とい...
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ダイレクト・リスティングとは? 資金調達はIPOの目的ではない!?

スウェーデンの音楽配信会社『Spotify(スポティファイ)』のIPO(Initial Public Offeringの略:新規株式公開)が話題になっています。Spotifyは、2018年ニューヨーク証券取引所(NYSE)に「ダイレクト・リ...
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ウォン高は危機的か?

01月04日の『中央日報』に南朝鮮のウォン高についての社説が掲載されました。中央日報によれば、金経済副首相は「(為替相場の)急激な傾きには断固として対処するだろう」と述べたそうです。「ウォンはこの1年でドルに対して13.8%も上昇した」とい...
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ECB年内に債権買い入れを終了か?

アメリカでは01月02日から市場が開き、ナスダック市場が初の7,000台をつけ、S&P500も伸びるなど2018年は好調な滑り出しとなりました。また米国債の利回りも上昇を見せています。この米国債の動きは、ユーロ圏債の上昇に追随したもの。EC...
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社名にブロックチェーンを入れたら株価が約3倍に! 関係ないのに!

仮想通貨ビットコインの価格は相変わらず乱高下していますが、その仕組みを支える「ブロックチェーン技術」については非常に高く評価されており、「うちの業界とは親和性が高い」といった意見が各業界から出ています。P2P自体は「ファイル交換」でも一世を...
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「株高」進行を阻むもの 財務省のバカと消費増税

ご本人も政府も口にしませんがアベノミクスの目指すのは結局「円安」である――とは田中秀男先生はじめ多くの識者が指摘するところです。民主党政権下では「75円」という頭がおかしいとしか思えない水準までいき、日本は経済的な苦杯をなめさせられました。...
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年末最終週の5営業日は上昇……しなかったじゃん!

2017年の株式市場も取引終了となり、結局日経平均は2万3,000円を超えることはできませんでした。また、最終週のトレンドは「上昇基調」ではありませんでした。12月22日のロイター記事では、「みずほ総合研究所によると、株式市場は年末最終週の...
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中国「固定資産税」導入へ! えっ!なかったの!?

ナニが話し合われたか外部からはよく分からない中国の「中央経済工作会議」。出てきた情報の一つに「固定資産税を2020年から徴収開始か?」という観測があります。「えっ! 中国って固定資産税がないの?」と思われるかもしれませんが、実はこないだまで...
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テスラって「やっぱり」ダメなんじゃない?

実績が伴わないのに株価だけやたら高いという企業があります。新興企業ではそのような傾向があり、多くの識者が株価に疑問符を付けています。識者でなくても、IT関連、インターネット株バブルなどを見てきた人であれば、さもありなんという感想を持つのでは...
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アルゴリズム取引が引き起こした急落?

12月25日早朝、ユーロドルの相場がわずか数分で約3%も急落するという事態となりました。世界中の為替トレーダーがほとんどお休みの最中ですので、この突然の激動は大きな注目を集めました。これはコンピューターのアルゴリズム取引が引き起こしたのでは...
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業況判断と円相場の相関

日本銀行は四半期ごとに「全国企業短期経済観測調査」を行い、結果を発表しています。これはいわゆる「短観」といわれるものですが、中に「業況判断」があります。業況判断では、自社の業況について、1.良い 2.さほど良くない 3.悪いで回答します。こ...
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年末最終週の5営業日で上昇して…… 本当ですか?

いよいよ2017年の株式市場も最終週を残すのみとなりました。2017年-2018年へのバトンタッチは、営業日の進行が絶妙で12月29日が金曜日、01月01日が月曜日です。金融機関の人はあんまり休めなくてご愁傷様であります。12月22日のロイ...
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中国の「中央経済工作会議」中身見えず

アメリカではトランプ師匠が約30年ぶりの大規模な税制改革にこぎつけ、日本では黒田総裁が「現状維持」の金融政策で世界的に「思ったとおりだ」とスルーされ、中国では12月18日「中央経済工作会議」が開催されました。この会議では、2017年の経済活...
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日銀黒田総裁やっぱり無風

12月21日、今年最後の金融政策決定会議が行われ、会議後には日本銀行の黒田総裁が会見を開きました。多くの識者から「どうせナニも起きないってば」と目されていましたが、やっぱりそうでした。黒田総裁が「リバーサル・レート」に言及したということで、...