コロナ禍が明けて、日本を訪問する外国人旅行者の皆さんが増加しています。
『日本政府観光局』(略称「JNTRO」)のデータによると、コロナ前の2019年水準まですっかり回復とまではいきませんが、それでも71.2%まで戻りました。
↑2019年01~09月と2023年01~09月を比較すると「-28.8%」。つまりコロナ前の「71.2%」水準の客足です。⇒参照・引用元:『JNTRO』「訪日外客統計」
日本からすると「毎度あり!」で、とてもありがたい話です。
どこの国からの訪日客が多いかというと、これはダントツで韓国です。
第1位 韓国……489万4,800人
第2位 台湾……297万4,600人
第3位 中国……159万7,800人※香港は別集計になっており、「第4位 香港:148万3,600人」です。ちなみに第5位はアメリカ合衆国で「146万6,100人」。
データ出典:『JNTRO』同上
2位の台湾の約1.6倍もの人が訪日していらっしゃいます。
訪日外国人の消費額を比較してみると、
中国:2,827億円
台湾:2,046億円
韓国:1,955億円
の順になります。この訪日外国人消費額は日本に滞在し、宿泊・交通・ショッピング・食事などに支出したお金を合算した金額です。
消費金額を訪日人数で割って、一人当たりの消費金額を算出すると以下のようになります。
中国:17万6,931円
台湾:6万8,782円
韓国:3万9,940円
韓国の皆さんは訪日しても消費金額は約4万円です。これは日本と韓国が近いので、短期滞在の人が多いためとも考えられます。決して韓国の皆さんがシブチンというわけではないのでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)