韓国「オランダへのラーメン輸出が急増」5,391万ドル達成。オランダが世界3位の理由は?

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ますます「ラーメンと海苔とK-POP」になってきました。韓国の農林畜産食品部が公表してデータが興味深い結果となっています。

韓国ラーメンの輸出金額
2023年:9億5,240万ドル+24.4%
( )内は対前年同期比の増減

輸出金額は対前年同期比で24.4%も伸びました。

韓国が誇るだけあってラーメン輸出金額の伸びは著しく、2015年には「2億ドル」しかありませんでした。それが3年後の2018年には「4億ドル」と2倍になり、「2020年:6億ドル」「2022年:7億ドル」を記録、2023年はついに10億ドル手前まできた――という次第です。

輸出先を国別に見ると、Top5は以下のようになります。

第1位 中国……1億9,948万ドル
第2位 アメリカ合衆国……1億1,671万ドル
第3位 オランダ……5,391万ドル
第4位 日本……5,346万ドル
第5位 マレーシア……4,265万ドル

2023年01~11月の累計

3位にオランダが入っているのが不思議ですが、これは「オランダが欧州の仲介貿易拠点国家」であるためで、「韓国ラーメンの欧州輸出が増えると、オランダ輸出は増加する」ため、としています。

つまり、オランダは欧州における韓国ラーメンのハブというわけです。

業界は「韓国映画やドラマ、バラエティ番組などK-コンテンツが急浮上し、この中で韓国ラーメンが頻繁に露出されたことがヨーロッパ人の消費につながった」と分析しているのですが……さあそうでしょうか。

意地悪な見方をすれば、「日本のラーメン」が世界的人気になっているのに便乗してのこと――ではないでしょうか。

面白いのは、同部が「K-Food +(ケーフードプラス)」という言葉を披露するようになっていることです。


⇒参照・引用元:『農林畜産食品部』公式サイト「K-Food+ 수출은 121.4억불로 전년 대비 2.6% 상승, 농식품은 8년 연속 성장하며 전략 수출산업으로 발돋움」

これまでの食品に、スマートファーム、農機資材、ペットフードペットフード、動物用医薬品などを加えた概念――とのこと。

韓国は輸出を伸ばして貿易で稼ぐしかありませんので、どんな名前だろうが、ヘンな定義だろうが儲けが出るなら何でもやるべきです。

(吉田ハンチング@dcp)

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