↑『韓国水力原子力発電公社』のハヌル原子力本部は、ハヌル原発3号機の第18回定期予防整備を完了し、2024年10月06日に発電を再開し、11日午前4時35分頃に100%出力に達したと発表しました。このハヌル3号機は07月27日から整備を開始していました。
Money1でも何度もご紹介していますが、韓国の原子力発電所はよく止まります。大丈夫なのか?――という話ですが、その止まる原因も「?」というものが多いのです。
海岸沿いに建設されることが多いにもかかわらず、塩害対策をしていなかったので、台風が上陸した際に施設でショートが発生――など驚くべきものがあったりします(本当です!)。
ひと言でいえば「あんたらは何やってんだ」なのですが、日本の斜め上にある原発なので甚大な事故が発生した場合、確実に日本に悪影響があります。そのため、日本人は朝鮮半島にある原発を注視しなければなりません。
韓国原発「予期せぬ停止」が発生する問題
韓国メディア『News1』が「独占」記事として、韓国の原発がいかに頻繁に止まるのかについて報じています。
これは『共に民主党』の許鍾植(ホ・ジョンシク)議員が『韓国水力原子力公社』から入手資料を基にしたもので、それによると――、
2020年から2024年08月01日までの過去5年間で、韓国内の稼働中の原子力発電所27基のうち、14基が故障などによる突発的な停止(不時停止)で稼働を中断したことが明らかになった。
そのうち、古里3号機など6基では2回以上の稼働停止が発生している
――とのこと。
この「不時停止」については、Money1でも昔ご紹介したことがありますが、『韓国水力原子力公社』で以下のように公示しています。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット不時停止
不時停止とは、1年間の通常運転中の機器の故障または人の責務によって発電所が不時停止した電気を意味し、安全性と電気品質確保の視点から原発の運営管理レベルを示す指標である。原子力発電の初期段階である1980年代半ばまでは年間1基当たり5件以上の不時停止率を見せたが、1990年代に入ってからは運営監督と関連技術の瞬間で1基当たり1件内外に安定しており、2000年以降は年間1基当たり約0.3回の優れた実績を見せている。
2023年には稼働稼働25基で1件の不時停止が発生し、年間呼気当たり不定期停止率は約0.04件を記録した。
『韓国水力原子力発電公社』のデータから引用すると、不時停止の発生件数は以下のように推移しています。
この「不時停止」に、発電所外部の原因(自然現象など)による停止事例(波及停止)を加えると、停止件数は32件に達するとのこと。
また、同記事では「『韓国水力原子力発電公社』は、原発の故障を防ぐために毎年1兆ウォン以上の修繕維持費を支払っているにもかかわらず、故障による停止事例は繰り返されている」と批判しています。
もし事故が起こったら大惨事になるので、お金で片がつくなら安いものです。
お金の問題はともかく、韓国の場合は「管理がいい加減」なことが問題です。
上掲記事は「溶接資格のない無資格者が作業を行った」と発覚したケース。
上掲は「使用済み核燃料貯蔵槽」から漏水していたと明らかになったケース。
「キミたちはばかなの?」という事案が発覚しても、韓国当局の姿勢は「止まっちゃった。てへペロ」みたいな非常にいい加減な態度で、ハインリッヒの法則からいっても「本当に深刻な事件が発生するのでないか」と懸念されるのです。
何度もいいますが、日本のスグ斜め上の「朝鮮半島にある原発」です。自身の管理不行き届きで朝鮮半島人がどうなろうとそれは自業自得ですが、影響は日本にも及びます。
日本人は朝鮮半島の原発事故を抑止するための手を講じるべきです。
(吉田ハンチング@dcp)