天安門事件「6.4」について米国務省が声明「いかなる検閲も過去を消し去ることはできない」

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リアルタイムにご紹介しそこないましたが、アメリカ合衆国のマルコ・ルビオ国務長官が2026年06月03日、声明を出していますので、ご紹介しておきます。

「89.6.4」また「6.4」「64」と略されることもある、いわゆる「天安門事件」についての声明です。合衆国国務省は天安門事件の周年に合わせ、例年、追悼・非難声明または公式コメントを出しています。

非常に短い声明なので、以下に全文を和訳します。見逃してはいけないのは、これが合衆国の国務省から出ている公文書である――という点です。

6月4日、世界は、中国共産党が軍に命じて天安門広場およびその周辺で数千人の平和的なデモ参加者を攻撃させてから37年を迎える。

命を落とした中国の学生、労働者、その他の市民たちは、その生来の権利を行使し、民主的改革と腐敗に対する説明責任を求めるために集まっていた。

私たちは彼らの命を追悼し、その遺産を称える。

いかなる検閲も過去を消し去ることはできない。

表現の自由と平和的集会という、奪うことのできない権利を守るために犠牲となった人々は、いつの日かその正当性が認められるだろう。

⇒参照・引用元:『アメリカ合衆国 国務省』公式サイト「The 37th Anniversary of the Tiananmen Square Massacre」

読者の皆さまもご存じのとおり、中国本土では天安門事件について情報規制が行われており、一般国民は知ることができない状況に置かれています。しかし、それでも情報というのは漏れていくものです。

『テレビ東京』が天安門事件「6.4」について、興味深い動画を上げていますのでご紹介しておきます。

↑YouTube『テレ東BIZ ダイジェスト』チャンネル「“天安門事件37年”テレ東独自映像も公開 中国では伝えられないその意味は?【中村ワタルの“沸騰”世界情勢】」

当時学生リーダーの一人だった吾爾開希(ウーアルカイシ)さんにインタビィーした動画ですが、吾爾開希(ウーアルカイシ)さんは事件後に当局から指名手配された21人のうちの一人です。

王丹
吾爾開希
劉剛
柴玲
周鋒鎖
翟偉民
梁擎墩
王正雲
鄭旭光
馬少方
楊濤
王治新
封従徳
王超華
王有才
張志清
張伯笠
李録
張銘
熊煒
熊焱
天安門事件の「21名リスト」については、後年に流布した転載資料や亡命者団体の資料の間で、一部の名前や順序に異同が見られます。

吾爾開希(ウーアルカイシ)さんは現在では台湾で生活をしていらっしゃいます。

『Reuters(ロイター)』の報道によれば、合衆国の国務省声明に対して、中国外交部の毛寧報道官が、

「合衆国が歴史的事実を歪曲し、中国の政治制度と発展の道を中傷していることに、中国は強い不満と断固たる反対を表明する」

――と反発したとのこと。歴史的事実を隠しているのは中国共産党政府なのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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