コロナ禍の中、急速に上げてきたKOSPI(韓国総合株価指数)ですが、実は2020年と同じく外国人投資家は売りがメインです。韓国の人はがっかりするかもしれませんが、外国人の資金は抜け続けているのです。
2021年01月01日~02月05日
外国人投資家:5兆15億ウォンの売り越し
外国人投資家:5兆15億ウォンの売り越し
先にご紹介したとおり、2020年11月だけは外国人投資家もKOSPIで「4兆9,900億ウォン」を買い越したのですが、その後12月はやっぱり売り越しでした。
韓国メディアが「外国人投資家が帰ってきた」と見出しを躍らせるたびに、その時だけでした、みたいな結果になってここまできています。
空売り全面禁止の中でもこれだけ売り越しているのですが、だからといって空売り禁止に効果があったともいえません。例えば、日本株式市場は空売り禁止なんか行いませんでしたが、やはりコロナ禍の中、急速の株価を回復しました。
海外メディアの指摘するとおり、本来であれば空売りによって調整される価格が、歪みのあるまま放置されており、これが「空売り解禁」になった際に一気に是正される可能性があります。
下がるのも相場です。
韓国当局は東学アリの皆さんにおもねって空売り禁止を延長してきました。そのツケはどこかで支払うことになるでしょう。高くつかないといいですね。
(吉田ハンチング@dcp)