2019年09月20日、自民党総裁選挙で安倍晋三さんが勝利。これで安倍政権が継続することが決定したわけで、安心できる非常に良い結果となりました。
2012年に安倍首相が再登板するまでは、ゴミのような民主党政権と無能無策無責任な日本銀行のせいで日本経済はまさに暗黒の闇に包まれていました。
しかし、安倍首相は全く正しい処方箋で経済の再建に取り組み、その成果としてほぼ完全雇用が達成されている現在に至っています。クズ同然の野党がどれほどキャンキャン吠えよとうとも、再び日本経済に旭日を取り戻した功績を貶めることはできません。
ノーベル経済学賞受賞の賢人ポール・クルーグマン(Paul Robin Krugman)も、
「アベノミクスは本当に久しぶりに日本経済に起きた、最も希望の持てる出来事ではあるし、それを成功させようとする政府高官たちに見られる決意に驚かされいる。だから、ぼくとしては日本に最大限の幸運を祈ろう」
と『さっさと不況を終わらせろ』(この本は山形浩生さんの翻訳が本当に素晴らしい)の「文庫版への序文」の最後に述べています。この文の日付は2015年01月ですが、クルーグマンさんが「最も希望の持てる」と評したアベノミクスは日本経済をここまで立て直しました。安倍首相の政権が続くことを望む人が多いのは至極当然のことでしょう。
経済問題にイデオロギーなど持ち込むべきではありません。
政府による赤字国債の発行が国を危うくするという、(こともあろうに)財務省が中心になって広めている「妄想」を信じている人にはぜひ、クルーグマンさんの指摘を読んでいただきたいものです。少し長いですが、以下に引用します。
<<引用ここから>>
(前略)
どういう意味かって? 現在のほぼあらゆる政府はかなりの負債をかかえていて、そのすべてが三〇年物国債というわけじゃない。ごく短期の負債、たった数ヶ月満期のものもある。さらに二年物、三年物、五年物があり、いつの年にもそのどれかは満期になる。政府はこうした負債のほとんどを借り換えする。つまり新しい国債を売って、古いものを償還するわけだ。でも何らかの理由で投資家たちが新規の国債を買いたがらなければ、基本的には返済能力のある政府ですらデフォルトに陥りかねない。
これはアメリカで起こるだろうか? 実は起こらない――FRBが連邦国債を買い入れられるし、実際にそうするからだ。つまり、実質的にFRBはお金を刷って政府債を買う。また、イギリス、日本など、自国通貨で借り入れて、独自の中央銀行を持つ国でも絶対に起こらない。でも、いまユーロに加盟しているあらゆる国ではこれが起こり得る。非常時にECBが現金を提供してくれるかどうかわからないからだ。そしてユーロ圏の国がこのように現金不足でデフォルトに陥ったら、負債を満額返済できなくなるかもしれない。
(後略)
<<引用ここまで/強調は筆者による>>
⇒引用元:著:ポール・クルーグマン/訳:山形浩生『さっさと不況を終わらせろ』(早川書房/文庫版),2015年02月15日発行,pp267-268(原題:『END THIS DEPPRESION NOW!』)
これは同書の中の、ユーロ圏について述べた章に書かれたことです。野田聖子のような人物がいかに首相にふさわしくないか、またなぜ絶対に首相にすべきないかが分かっていただけるのではないでしょうか。
(柏ケミカル@dcp)