2022年10月11日、韓国の関税庁から毎度おなじみの輸出入動向が出ました。
2022年10月01~10日のデータです。以下をご覧ください。
2022年10月01~10日
輸出:117億9,700万ドル(-20.2%)
輸入:156億2,200万ドル(-11.3%)
貿易収支(輸出 – 輸入):-38億2,500万ドル2022年01月01日~10月10日
輸出:5,367億ドル(+11.2%)
輸入:5,694億1,400万ドル(+23.7%)
貿易収支(輸出 – 輸入):-327億1,400万ドル※( )内は対前年同期比の増減
上掲のとおり、10月の初動、01~10日の輸出入動向は貿易赤字スタートです(ただし通関ベースです)。
韓国は貿易で大きくもうからないと、つまり貿易収支が大きな黒字でないと国が傾きます。
累計の貿易赤字はついに「300億ドル」を超え、「-327億1,400万ドル」に達しました。
ただし、これは10月10日までの結果。毎月最後の10日間に黒字を大きく稼ぐ韓国ですので、締まってみないとまだ分かりません。
韓国メディアでは、2022年は「-480億ドル」までいくのではないか、という記事まで出ていますが、これもあくまで通関ベースの話。
しかし、いくら通関ベースとはいえ、赤字を積み上げているのは大変によろしくありません。韓国当局の「経常収支が黒字だから大丈夫」もだんだん怪しくなってきております。
なにせ08月には実際に経常収支が赤字に転落したのですから。
(吉田ハンチング@dcp)