速報でご紹介した「韓国の船舶がイランから攻撃を受けたと報道」――の件です。

↑今回被害を受けた『HMM NAMU』。
2026年05月05日、韓国の外交部からやっと公式なプレスリリースが出ました。以下に全文を和訳します。
結論からいえば「韓国企業が運航する船舶が被害を受けたのは」のは事実と認めました。
プレスリリースのタイトルが「ホルムズ海峡内側における韓国船舶の爆発・火災関連」ですから、何らかの爆発があり火災が発生したのは確かですが、人的被害は発生しなかった――とのこと。
ただし「イラン(or イラン革命防衛隊)から攻撃を受けた」とは書いていません。
ホルムズ海峡内側における韓国船舶の爆発・火災関連
在外国民保護対策本部会議開催(5.5.)
【関連国政課題】123. 在外国民の安全と利便の増進および在外同胞支援の強化5.4.(月)20:40頃(韓国時間)、ホルムズ海峡内側のアラブ首長国連邦近海で停泊中であった韓国の船社運用船舶「エイチエムエム・ナム(HMM NAMU)」において爆発および火災が発生したことに関連し、外交部は5.5.(火)0時頃、キム・ジナ第2次官主宰のもと、中東地域7公館※および海洋水産部出席の下で在外国民保護対策本部会議を開催した。
※在アラブ首長国連邦大使館、在ドバイ総領事館、在イラン大使館、在サウジアラビア大使館、在イラク大使館、在カタール大使館、在オマーン大使館
キム次官は、中東戦争勃発以降初めてホルムズ海峡内側で韓国船舶に被害が発生した点について深い懸念を表明し、幸いにも今回は人的被害が発生しなかったが、原因の把握とともに類似事案が再発しないよう予防することが重要であり、今後いつでも韓国船員の生命と安全を保護するため必要な措置を迅速に取ることができるよう万全の準備を整えておくことが重要であると強調した。
在アラブ首長国連邦大使館および在ドバイ総領事館は、事件発生直後、船社および関係機関などに接触し、韓国船員の安全を確認し必要な支援を要請したと明らかにした。
また、出席した各公館は、その間、駐在国関係当局と常時疎通しながら韓国船舶と船員を保護し支援するために必要な措置を積極的に講じてきたとし、有事の際には即時に韓国船員の救助など安全確保が可能となるよう、駐在国側との協力体制をさらに強化していくと述べた。
外交部は今後も現地情勢を注視しつつ、本部―公館間の緊密な疎通体制を維持しながら韓国民の安全を確保するために必要なあらゆる措置を講じていく予定である。終。
⇒参照・引用元:『韓国 外交部』公式サイト「호르무즈 해협 내측 우리 선박 폭발·화재 관련 재외국민보호대책본부 회의 개최(5.5.)」
被害に遭ったのは「HMM NAMU」という船舶(IMOナンバー:1039292)だと明らかになりました『VesselFinder』で位置を検索してみると、以下のとおり、2026年04月24日20:03時点で、ホルムズ海峡に侵入する手前、UAEの沖合にいたことが分かります。

同船は2026年新造船で船籍はパナマ。全長182m「Type:Cargo ship」となっています(Handysizeの一般貨物船)。
人的被害がなかったのは不幸中の幸いですが、いまだに何があったのかははっきりしません。先にご紹介したとおり、アメリカ合衆国のトランプ大統領は「攻撃を受けた」としていますので、イラン側から何らかの攻撃を受けた可能性は高いのですが。
(吉田ハンチング@dcp)






