国債

トピック

イールドカーブのフラット化の件

ここにきて「国債のイールドカーブがフラット化している」件が注目されています。利上げを決定した先日のFOMC(連邦公開市場委員会)でも、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はこの件を取り上げ、利上げに反対票を投じました(シカゴ連銀のエバンス総裁も...
基礎知識

中国ファンドってナニ? もうありませんけどね

金融商品である「投資信託(投信)」は、有用であれば長く運用され継続しますが、「ダメだな」となれば精算されます。このような現在は運用されていない投信に「中国ファンド」があります。中国ファンドという呼び方で知られますが、これは「中期国債ファンド...
基礎知識

「公社債投信」とはナニか?

最近はあまり注目されませんが、「MRF」「MMF」「中国ファンド」などを説明する際に「公社債投信」という言葉が登場することがあります。この「公社債投信」(公社債投資信託の略です)とは何かご存じでしょうか?■株式には投資しない、安全性を重視し...
基礎知識

リスクオン・リスクオフとは

経済関連ニュースを見ている時に「リスクオン」「リスクオフ」という表現が出てきます。例えば、ロイターの「コラム:米朝リスク緩和でも消えない円高サイン」という記事の中には「商品安はドル高を反映している面と、リスクオフを反映している面の両面がある...
トピック

ね、物価上がんないでしょ! 日銀もはや白旗か(笑)!?

日本銀行は、19日・20日に行われた金融政策決定会合で、・短期金利:マイナス0.1%・長期金利:0%程度に誘導する金融政策を維持することを決定しました。国債買い入れも続けて年間約80兆円増加させていくペースで行うこととなりました。また、目標...
トピック

国債買っていくら儲かるの? 利益の計算が分かりにくい!

「国債を購入しようかな」なんて考えている人がいらっしゃるかもしれませんね。うちの国の日本国債はともかく、いやともかくとか言っていると怒られるかもしれませんが、アメリカ国債は利率が上昇していてうらやましい限りです。アメリカ国債の場合は特に「リ...
トピック

12月20日の日銀発表! 金利政策変わらず、資産買い入れも続行

本日、日本銀行が当面の金融政策の運営について発表を行いました。日本銀行の金融政策が日本の経済に先行きに影響を与えることは言うまでもありませんが、今回の発表では予想に反意したものは特になく、市場に与える影響もほとんどありませんでした。ただし、...
基礎知識

日本も「財政ファイナンス」状態なのか!? 日本のアカン話

政府の発行した国債を中央銀行が買い入れることは「国債をお金の代わりとすること」で、これを「財政ファイナンス」と呼び、先進各国では禁止されています。財政規律が緩んでロクなことにならないからです。日本でも財政法上禁止されています。しかし、日本は...
基礎知識

国債「○年物」の利回りを比べると右肩上がりになる! 普通はね

やれイタリアが危ないとか、そろそろ韓国がドボンだとか、国の破綻についての記事が続いていますが、日本も他人事ではありません。なにせ赤字国債を発行してなんとか予算を成立させている国なのですから。今回も国債についての話です。皆さんは「イールドカー...
トピック

イタリア危うし! 「CDS スプレッド」が高水準に!

イギリスのEU離脱決定以降、EU加盟国の中でも主要国といって良い国々で政治的な動揺が続いています。12月4日にはイタリアで憲法改正の是非を問う国民投票が行われますが、レンツィ首相が提案した憲法改正案は反グローバルを標榜するグループの反対で否...
基礎知識

その国は大丈夫か? を表すのが「ソブリンリスク」

投資の世界では「Sovereign Risk(ソブリンリスク)」という言葉がしばしば使われます。このソブリンリスクとは、ひと言で言えば「その国に貸したお金が返ってくるか、その信用度合い」を意味する言葉です。「国債」はその国に政府が発行する「...