韓国「古里原発2号機」04月08日に運転できなくなる。文在寅のせいで電力不足に陥るか

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これも前文在寅大統領の見事な功績の一つです。

韓国の古里原発2号機が2023年04月08日に停止せざるを得ない状況に陥っていることが判明しました。


↑韓国の原子力発電所のリアルタイムステータス。Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。/「輪」と訳されているのが「古里」原発です

古里原発2号機は、1983年07月に発電が開始された古い原発で、2023年04月08日になると定められた運用期間が切れるのです。

これより古い、韓国最古の原発、古里1号機(1977年06月に発電開始)はすでに運用期間が終わって廃炉が決定しています

前文在寅大統領は、「まだ動かせます」としていた産業資源部に「1号機はいつ廃炉にするのかね」と圧力をかけて止めさせました。産業通商資源部の部員が上司に「お前は死にたいのか」と叱責されたことが監査員の調査によって判明しています。


↑古里2号機は1983年07月に発電開始。40年で2023年04月08日に運用期間が終了する

文在寅さんは「脱原発」を掲げて当選。政権で原発の廃炉、新規建設を止め、太陽光・風力発電施設の乱造に邁進し、できもしない「2050 カーボンニュートラル」を国際的に宣言して、妄想のようなロードマップを作成。

まさに絵に描いた餅のような計画だったわけですが、これが尹政権によって「バカはやめろ!」とひっくり返されました。

鉄骨で頭を打ったように正気(現実)に返った韓国政府は、古里2号機の運転延長を決断。政権の引き継ぎ委員会に「このままだと来年古里2号機が止まります」とご注進を受けた尹政権(当時は発足前)は、文政権に文句を付けます。

韓国大統領選挙:2022年03月09日
尹錫悦(ユン・ソギョル)当選確定:2022年03月10日
引き継ぎ委員会発足:2022年03月18日
文在寅大統領任期:2023年05月09日まで
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領就任:2023年05月10日

結果、文政権の下、2022年04月になってようやく『韓国水力原子力発電』が『原子力安全委員会』に運転継続のための「安全性評価書」を提出しました。

これが遅すぎました。

通常、『原子力安全委員会』の安全評価の判断は18カ月かかります。運営変更許可審査まで受けるとなれば24カ月かかるのです。

このままでは古里2号機は止めざるを得ず、仮に1年停止するとすれば、発電量の損失は利用率を80%と仮定すると年間455万5,200MWhに達します。電力需給がぎりぎりといわれている中、この電源喪失は痛すぎる事態です。

韓国政府がどうするのかにご注目ください。ルールを破って古里2号機を動かし続けるでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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