ずんずん下がる「韓国の経済成長率」予測。ついに最悪予想「-5.5%」が出る崖っぷち

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輸出も回復しませんし、失業率も増加と韓国の実体経済悪化が進行しています。これに伴い韓国では経済成長率の予測が悪くなる一方です。

先に『韓国銀行』がV字回復を諦めてさらに経済成長率の予測を下方修正したことをご紹介しました。『韓国銀行』の2020年08月27日時点での予測は以下です。

下半期の経済(GDP)成長率を「-1.8%」、年間では「-1.3%」と下方修正。
10月初旬まで新型コロナウイルス騒動が継続する場合には「-2.2%」まで落ちる

ここにきて『OECD』(Organisation for Economic Co-operation and Developmentの略:経済協力開発機構)からの予測が出たのですが以下のとおり韓国の経済成長率を下方修正しました。

-0.8%」から「-1.0%」に下方修正
⇒データ出典『OECD Interim Economic Outlook』

あの、予想が政権よりで甘々といわれる韓国のシンクタンク、あの韓国開発研究所』(略称KDIですら「0.2%」から「-1.1%」と予測を悪化させています。

韓国メディア『毎日経済』はこの予測に対して「KDIもしまいこんだ『V字回復論』今年-1.1%」という記事タイトルを付けて、このデータを報じました。この「KDI」の部分に当シンクタンクが韓国メディアからどのように見られているのかが分かります。

さらに強烈なのは、2020年09月17日、別のシンクタンク『韓国経済研究院』(略称:KERI)から出た以下の予測です。

第3四半期に世界でコロナの感染者数が07、08月レベルに維持される場合(これを「シナリオ1」とする)「-2.3%

09月に感染者が広がってシナリオ1よりも感染者が25%増える場合(「シナリオ2」)-5.5%

この「-5.5%」というのは、通貨危機時に記録した「-5.1%」を凌駕(りょうが)しています。

つまり、日本にはあまり伝わってはきませんが、韓国経済は本当に崖っぷちにさしかかっているのです。

この『KDI』はかつての「アジア通貨危機」の際に、IMFが救済に乗り出す1カ月前まで『韓国銀行』と一緒に「今年の経済成長率は6%を超えるだろう」などという予測を出していました。ウソのようですが本当です。

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(吉田ハンチング@dcp)

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