自動車産業は韓国の輸出の一角を担っていますが弱体化を続けています。また、韓国の輸出金額が減少していることからも分かるとおり、新型コロナウイルス騒動で韓国の自動車産業も景気は良くありません。
ここは労使が力を合わせて乗り切ろう!……なんて団結を見せることがあっても良さそうなものですが、韓国ではそうはならず、この景気が悪いのに賃上げ交渉を行っています。
『現代自動車』では賃金交渉は妥結(なんと11年ぶりの据え置き)したのですが、韓国メディア『韓国経済』の報道によれば『韓国GM』『起亜自動車』では労働組合が以下のような要求を掲げています。
『韓国GM』:賃上げなど
『起亜自動車』:残業30分保障、賃金の範囲拡大・定年延長など
『起亜自動車』:残業30分保障、賃金の範囲拡大・定年延長など
これに併せて、『韓国GM』では「残業・特別勤務の拒否」やテントを張っての座り込みなどの活動を行っています。韓国の労働組合は「世界最悪の労働組合」と呼ばれたりしますが、大本の企業が倒れたら自分たちも失業するということが分かっているのでしょうか。
労働組合がこのようなものなので、韓国企業は製造拠点を海外に移転し二度と戻って来ないのです。『GM』はさっさと韓国から手を引くべきです。
(吉田ハンチング@dcp)