最近経済関連のニュースで「フラッシュクラッシュ」という言葉がよく使われます。市場のボラティリティーが高くなり、株価が大きく変動することから多用されるようになっています。
「flash crash(フラッシュ・クラッシュ)」に明確な定義はありませんが、短期間の間に大きく値が崩れることを意味します。「瞬時に起こる大暴落」を一般にフラッシュ・クラッシュと呼ぶと考えればいいでしょう。
直近では、2019年01月03日早朝(日本時間)に起きたドル円の大幅下落が「フラッシュ・クラッシュ」と呼ばれています。この時には以下のように「1ドル=108円台」から一気に「104円台」へ暴落。急激に円高に振れました(チャートは『みんかぶFX』より引用)。
フラッシュ・クラッシュが起こるのは、
・アルゴリズム取引
・取引所の分散による大量注文・高速取引
などが原因といわれています。
(柏ケミカル@dcp)