2024年06月24日、中国の広東省佛山市長城区住宅都市農村開発水利局の情報によると、同日15時頃、『万科金融センター』A棟が揺れているように見え、建物内にいた人が避難する――という不可解な事件が発生しました。
例えば以下が、本年についてアップロードされた動画です。
↑多くの人が避難し、動画の最後にはドアがガチガチを細かく揺れている様子が捉えられています。
ちなみに地震ではありません。
当局によると――専門家による初期検査が行われたのですが、建物の主要構造部に損傷はなく、周辺敷地のひび割れやパネルの脱落などは確認されていません。今後、建物の構造上の安全性を確認するとともに、モニタリングを実施します――とのこと。
つまり原因不明です。
当時ビル内にいて揺れを経験し、避難した人の中には「船に乗っているようだった」と言う人もいました。SNSのコメント欄には「万科金融センターの基盤が揺れた」という面白いものも。
いや、そうじゃなくて実際に揺れてるんですよ――です。
またおから工事かいい加減な建設なのでは?――という推測も出ています。しかし、建物が揺れるというのは中国では特に珍しくありません。
例えば、以下は2024年06月23日、湖北省武漢市にある20階建てのビルが風で揺れています(以下動画は『X』に投稿されたもの)。
x.com
オフィスビルで働いているだけで不思議な揺れに巻き込まれます。中国ではおちおち会社勤めもできません。
(吉田ハンチング@dcp)