2024年09月18日、中国広東省深センで日本人学校に通う10歳の日本人少年が44歳の中国人に刺殺されるという許し難い事件が発生しました。
若い読者の皆さんはご存じないかもしれませんが、実は過去に韓国ソウルでも日本人学校の児童を狙った事件が起きています。
2004年01月29日10:00頃、ソウル市江南区開浦洞にあった日本人学校に通うため、スクールバスから降りていた児童2人を、35歳の韓国人男性が斧を振り回して襲撃。5歳の男子児童が頭に重傷を負いました。
被害児童は頭蓋骨が陥没するという大けがでしたが、不幸中の幸いで手術を受けて回復しました。
↑本件を報じた当時の日本のテレビ報道/スクリーンキャプチャー。
犯人は事件の前日に、日本語を話す男性3人と口論になって暴行を受けたとし、それに対する腹いせとして犯行に及んだ――と警察に供述。犯人は過去に精神疾患を患い治療を受けた経歴があったため、精神鑑定を受けました。
裁判所は、抵抗力のない幼稚園児に斧を振り回した行為は殺人未遂に該当すると判断したが、犯人を心神耗弱と認定し、懲役4年の判決を下しました。検察は無期懲役を求刑していました。
(吉田ハンチング@dcp)