2025年03月04日、韓国の統計庁が「2025年01月の産業活動動向」を公表しました。
結論からいえば、大変によろしくありません。以下をご覧ください。
2025年01月 産業活動動向(前月比)
生産
全産業 2.7%減少)
鉱工業 2.3%減少
その他運送機器:2.8%増加
機械設備:7.7%減少
情報通信 4.7%増加
サービス業 0.8%減少
卸売・小売業 4.0%増加消費
小売販売 0.6%減少
非耐久財(化粧品など) 0.5%減少
準耐久財(衣類など) 2.6%減少
耐久財(通信機器・コンピューターなど) 1.1%増加投資
設備投資 14.2%減少
建設投資(建設機械など) 4.3%減少景気
一致循環変動値 0.4ポイント低下
先行循環変動値 0.3ポイント低下※「一致循環変動値」(Coincident Composite Index, CCI)とは、景気の現状を示す指標の一つであり、景気の動きと同じタイミングで変動する経済指標を基に算出されます。「先行循環変動値」(Leading Composite Index, LCI)とは、景気に先行して動く指標を基に算出されるもので、将来の景気動向を予測するための指標です。
⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2025年01月の産業活動動向」
端的にまとめれば――、
生産:-2.7%
消費:-0.6%
設備投資:-14.2%
(建設投資:-4.3%)
生産・消費・投資の3つ、全てが下落ですので「トリプルダウン」となりました。
景気指標である「CCI」「LCI」の2つとも下落です。
韓国のどん底景気は変わっていないということを示しています。
(吉田ハンチング@dcp)