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【OECD】韓国の老化速度は世界一。経済成長が最下位に転落する予測

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韓国日本などよりも急速に老いています。出生数が減少しているためですが、これは当然ながら経済成長にも大きな影響を与えます。

韓国は2025年に超高齢社会に突入する!

高齢者(65歳以上)の人口に占める割合が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼びます。

韓国
2001年:高齢化社会に突入
(高齢者人口が総人口の7.2%になる)

2018年:高齢社会に突入
(高齢者人口が総人口の14.4%になる)

2020年時点では、高齢者人口が総人口に占める割合は「15.8%」。年々高齢者の割合は増加しており、韓国統計庁は2025年には超高齢社会に突入すると読んでいます。

2020年末時点で、『OECD』(Organisation for Economic Co-operation and Developmentの略:経済協力開発機構)は、加盟国のうち、ドイツフランスイタリア日本などの11カ国が超高齢社会になっていると指摘しています。

では、高齢社会から超高齢社会までにかかった時間を韓国と比較してみましょう(韓国は予測)。

高齢社会から超高齢社会までかかった時間
フランス:40年
ドイツ:34年
イタリア:19年
日本:11年
韓国:7年

日本は1994~2005年の11年で高齢化社会から超高齢化社会に至りました。韓国は2018~2025年の7年で超高齢化社会になると予測されるのです(2025年より前に達する可能性もある)。

この7年というのは『OECD』の中でも最速で、老化スピードは世界一です。

急速な老化で経済成長が最下位になると予測

この急速な老化は、当然ながら韓国の将来の経済発展に暗い影を落としています。生産年齢人口が減少し、潜在経済成長率をマイナス方向に引っ張ります。

潜在成長率とは、「労働力・資本・生産性を活用して、インフレ(物価上昇)を誘発することなく、最大限に達成できる経済成長率の見通し」を指します。

どのくらい経済成長できる力があるのか、例えて言えば「何馬力のエンジンを搭載しているか?」を示すような数字です。人口減少、急速な老化のため「労働力」が弱るのです。また、韓国は生産性の高い国ではありません。

つまり、韓国の経済エンジンはどんどん馬力が衰えていくと考えられます。

実際『OECD』は、「2030年から韓国の1人当たりの潜在経済成長率は1%未満に下がる」と予測しており、『OECD』加盟国の経済成長ランキングの最下位にランク付けしているのです。

予測が外れればいいのですが、こと人口についてはほぼ外れません。それどころか、予測を上回るペースで人口減少が進んでいます。

韓国にとっては大変マズイ状況が加速しているのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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