2022年12月06日、『Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)』が「The Global Economy in 2075: Growth Slows as Asia Rises」というリポートを出しました。
この中に各国のGDPがどのように推移するかという予測が掲載されており、韓国メディアでもとりあげられています。結論からいえば、韓国の経済規模はあと27年で著しく後退すると見られており、これが「!」と驚きをもって伝えられています。
『ゴールドマン・サックス』のオリジナルデータを以下に引用します。
GDP規模ランキングTop15:韓国の順位
1980年:圏外
2000年:12位
2022年:12位
2050年:圏外
2075年:圏外⇒参照・引用元:『ゴールドマン・サックス』公式サイト「The Global Economy in 2075: Growth Slows as Asia Rises」
2022年は「12位」ですが、27年後の2050年には15位圏外に転落します。2075年にももちろん圏外です。
韓国の皆さんはGDPで日本を抜くとずっと言ってきましたけれども、この予測では「そんなことはない」となっています。
本件を報じた『ヘラルド経済』は以下のように述べています。
インドネシアやナイジェリアなど人口大国の経済規模が27年後に韓国を追い越し、低出産・高齢化国家である韓国の経済規模は世界15位圏外に押し出される、という見通しが出た。
(中略)
低出産・高齢化が加速する韓国は2050年代から実質国内総生産(GDP)成長率が日本より落ちるものと見られるが、2075年の1人当たり実質GDPは10万ドルを超え、フランスとカナダ水準に向上する見通しだ。
Money1でも何度もご紹介しましたが、2020年に人口の自然減少フェーズに入った韓国は世界最低の合計特殊出生率もあって急速に老い、人口が減少します。
韓国の夏は終わったのです。
GDPで日本を抜くかどうかはどうでもいい話で、それよりも「世界で最も早く消滅する国」でなくなることの方が大事です。
(吉田ハンチング@dcp)