韓国では大雨による被害が出て、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領も現地視察を重ねる騒動となっています。
↑2023年07月17日開かれた「集中豪雨対処中央災害安全対策本部会議」。大雨が韓国を襲ったとき尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は欧州に出張で、オンラインで会議を行いました。
↑水害に襲われた現地を視察する尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領。
これに併せて、韓国の保守寄り重鎮議員である洪準杓(ホン・ジュンピョ)さんが轟々たる非難を浴びています。
↑マスコミによる取材攻めに防戦一方の洪準杓(ホン・ジュンピョ)市長。
洪準杓(ホン・ジュンピョ)さんは、文在寅さんが朴槿恵(パク・クネ)大統領を引きずり降ろして行われた選挙の際、立候補して破れた人です。
現与党『国民の力』のとは距離を置き、大邱市長を務めています(2022年06月に行われた全国同時地方選挙の際に当選)。
なぜ洪準杓(ホン・ジュンピョ)市長が非難されているかというと、大きな被害を出した大雨の当日に「ゴルフに出かけていた」――と報道されているからです(「大雨ゴルフ」といわれています)。
洪準杓(ホン・ジュンピョ)さんは07月15日(土)にゴルフに出掛けたのですが、そのときは小雨で、午後1時過ぎに雨が強くなり、中断した――とのこと。同日、午後4時8分、水害によって大邱で一人が亡くなっていますので、果たして市長がゴルフに出掛けていたのは適切だったのか、と非難されています。
洪準杓(ホン・ジュンピョ)さんは「休みの日にゴルフに行って何が悪いんだ」と述べており、「政治的意図のある非難だ」としています。
『国民の力』も調査に乗り出すという報道もあるので騒動は続きそうです。
(吉田ハンチング@dcp)