韓国はずっと下り坂。「超格差技術が切実にほしい」

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韓国は貿易で大きな黒字を出さないと国が傾く構造です。

そのため現在すでに傾いています。

輸出を拡大しなければならない状況ですが、中国が技術的に韓国に追いついたため、今まで大もうけできた対中国貿易で輸出が伸びません。対中国貿易は(韓国から見て)赤字に転落しており、二進も三進もいかなくなっています。

そこで求められるのが、中国を突き放すことができる「技術」です。韓国政府も韓国メディアでも、しきりと「超格差技術」という言葉が出るようになっています。

しかし、そんなものはホイホイと簡単には入手できません。どこかからパクってくるのでもなければ。

『ソウル経済』が面白い記事を出していますので、以下に引用してみます。チョン・マンギ『韓国貿易協会』常勤副会長と記者との一問一答式の記事になっています。

――輸出不振で韓国経済に暗雲が立ち込めている。

最近5年間、輸出が増え、よくやったと思われるかもしれないが、世界輸出市場のシェアの面で韓国は2017年にピークを記録した後、ずっと縮小し続けている。

2017年に3.23%を記録し、毎年0.12%ポイントほど減少した。2022年には2.74%まで下落し、2000年代初頭の水準に戻った。輸出が下り坂なのはトレンドだ。

(中略)

――韓国の対中国輸出は07月まで14カ月連続で減少した。中国への輸出に構造的な問題があるのではないか。

中国が中間財を国産化して自給率が高くなり、対中輸出が難しくなっている。

韓国も産業化初期には、中間材を輸入した後、組み立てて外国に販売しながら国産化する作業を行った。中国の対米輸出が今年01月から07月まで17.8%も減少した影響も大きい。

コロナ19の前後6~7%に達していた中国の経済成長率が最近5%台に落ちた影響も少なくない。景気が回復すれば全体的に改善されるだろうが、中間財の対中輸出は持続的な課題として残るだろう。

(中略)

――どうすれば私たちの実力を伸ばすことができるか。

アメリカ合衆国やEU、中国が私たちに依存するものがあれば、関係を継続したいと思うだろう。

中国が30年間、私たちと良好な関係を維持してきたのは、私たちの技術力のためだ。

R&D投資を続けながら、独占的な技術優位要因を確保することが本当に重要だ。

そうすれば、世の中が変わっても厚遇を受けながら声を上げることができ、持続的に成長することができる。超格差のある核心技術を幾つか独占的に持っていれば、周辺諸国がずっと私たちと関係を維持しようと言うしかない。
(後略)

⇒参照・引用元:『ソウル経済』「“韓 세계 수출 비중 5년간 내리막길…규제 혁파·초격차 기술 절실” [청론직설]」

「超格差のある核心技術を幾つか独占的に持っていれば……」なんて言っていますが、そんなものは韓国にはないのです。

ですので、日本はすり寄ってきた韓国に技術を剽窃されないように厳重に警戒しなければなりません。日本企業の皆さんは「韓国企業との連携」などという言葉に、くれぐれも騙されないようにしてください。

(吉田ハンチング@dcp)

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