南朝鮮「中国商務部」が自動車で「韓国を抜いた！」と表明

2019年12月30日、『中華人民共和国商務部』は「中国自動車貿易高品質報告書」という書類をサイト上で公開しました。簡単にいえば、「我々はとても頑張ってきた。成果を挙げているし、これからも自信をもっていこう！」という内容ですが、非常に面白い文書ですので、もし興味があったらぜひ以下のURLにアクセスしてみてください。

⇒参照・引用元：『中華人民共和国商務部』「中国自動車貿易高品質開発報告書が正式にリリースされました」（原文は中国語）
http://www.mofcom.gov.cn/article/jiguanzx/201912/20191202925949.shtml

この文書の中の「主要结论（主な結論）」という章の頭に、以下の文があります。

一是从汽车产业国际竞争力综合评价结果来看，中国汽车产业国际竞争力已超过韩国，与德国、日本和美国相比仍有一定差距。

まず、国際競争力の総合評価結果から、中国の自動車産業の国際競争力は韓国を上回っているが、ドイツ、日本、アメリカ合衆国と比較するとまだ一定のギャップがある。

※上掲文書P.87より引用／強調文字は筆者による

中国は、自動産業では韓国の技術力はキャッチアップし終わり、競争力はすでに韓国を凌いでいると認識しているわけです。もしこの認識が正しいのであれば、韓国は自国の自動車産業の未来をもっと心配しなければなりません。中国市場でのシェア拡大がこれ以上は期待できないのですから。

ただ、こういう「未来を信じて頑張っていこう！」という文書がお役所から出るのは、ちょっとうらやましい気がしませんか。なにせ日本のお役所といえば「政府の借金が莫大すぎるので増税する」とか、そんな文書ばっかり国民に公開しているイメージがありますからね。

(柏ケミカル＠ｄｃｐ)