韓国が「日本のはやぶさ2」の快挙をそねむ。日本を讃えながら貶める高度な芸風

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日本の「はやぶさ2」が大きな快挙を成し遂げ、世界的な称賛を浴びました。韓国でも一応は日本の業績を讃えているのですが、毎度おなじみの「そねむ」態度が現れています。また、中国は月に国旗を立て、日本は小惑星のサンプルを持ち帰っているというのに韓国は何をしているのか、といった具合の報道が出ています。

例えば韓国メディア『毎日経済』の2020年12月12日の記事のタイトルは「月に五星紅旗を立てる中国、小惑星の土を持ち帰る日本… 韓国は何一つ」という嘆き節そのままです。しかし、記事の中に日本の宇宙開発をくさす部分があって見逃せません。

以下に記事の一部を引用します。

(前略)
日本は、米国・中国・ロシアより宇宙開発の歴史は比較的短いが、「小惑星探査」というニッチを集中的に掘り下げて、この分野で世界最高の権威を獲得した。

日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が採集した小惑星の土壌試料が06日、地球に到着した。人類が確保した最初の小惑星内部の物質の試料である。
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「月に五星紅旗を立てる中国、小惑星の土を持ち帰る日本… 韓国は何一つ」

底意を感じさせる文章です。世界初の成果を讃えながらも、「日本はニッチな部分で成功したのだ」と主張する文に仕立てています。また次のような文もあります。

(前略)中国日本インドのような新興宇宙国が探査競争の第2ラウンドに火をつける中、(韓国は:筆者注)より遅れをとっている局面である。

韓国メディアは日本の宇宙開発の歴史や世界的地位についてどうしても貶めたいようですが、東京大学の糸川英夫教授がペンシルロケットの実験を行ったのが1955年。規模は米ソと比べれば小さかったかもしれませんが、そこから科学者がコツコツと基礎技術を積み上げる努力をしてきたこと、研究者のバトンリレーがあったことを理解すべきでしょう。日本の宇宙開発はすでに65年の歴史があるのです。日本は、技術をパクったり、買ってきたりしてなんとかしようという国とはワケが違うのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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