韓国政府が「また」F-35A導入用の予算削る!韓国空軍の戦闘機がそろわない

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韓国政府は第5次災害支援金などを国民に給付するために、34.9兆ウォン(約3兆3,155億円)という史上最大の補正予算を組みました。

洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は、赤字国債を発行することなくこの金額を確保したとしましたたが、そのあおりを食って削られた予算があるのです。

いくら税収が予想よりも多かったといっても、なにせ34.9兆ウォンですから、予算をやりくりしないと賄(まかな)えませんでした。

注目いただきたいのは「国防費」です。

韓国の『財政研究所』によれば、予定していた44事業のうち「22事業」で予算をカットされたのです。

カットされた「防衛事業庁」の関連事業支出総額は5,680億ウォン(約540億円)になります。予算を削減された事業の中身を見てみますと……。

敵味方識別装置の性能改良事業:1,000億ウォン
次世代戦闘機F-35Aの導入事業:920億ウォン

地上戦術C4Iシステムの2次性能改良事業
衛星位置確認システム(GPS)事業
パトリオット性能改良事業
etc

予算を削っても大丈夫なのか、という事業ばかりが並んでいますが、韓国空軍のF-35Aまた予算を削られました。


↑「F-35A」。日本の航空自衛隊が導入しています。PHOTO(C)『日本国 航空自衛隊』

また」というのは、同じことが2020年04月にも起こったからです。

Money1では以下の記事でご紹介しましたが、災害支援金を給付するために国防予算が削られ、このときもF-35Aが割を食いました。

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(吉田ハンチング@dcp)

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