韓国政府の赤字が半年で「予算の63%」に達した。大丈夫ですか?

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韓国政府の財政収支についての注目ポイントについてご紹介します。基データは、企画財政部が2021年08月10日に公開した「『月刊金融動向と課題』2021年8月号」です。

以下がそのデータです。

「管理財政収支」は単に収入から支出を引いたもの。「統合財政収支」は社会保険基金などの収支も足し込んだ収支

⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「『月刊金融動向と課題』2021年8月号発刊」

分かりやすいように以下にポイントだけ抜き出してみます。

予算※ 01-06月累計 進捗率
政府収入 483.0兆ウォン 298.6兆ウォン 61.8%
政府支出 572.9兆ウォン 345.8兆ウォン 60.4%
管理財政収支 -89.9兆ウォン -47.2兆ウォン 52.5%
統合財政収支 -126.4兆ウォン -79.7兆ウォン 63.1%

※予算は第1次補正予算の段階。つまり史上最大の第2次補正予算34.9兆ウォンは入っていません

上掲のとおり、01~06月の1年間の半分50%が終わった段階で、政府収入は予算の61.8%を達成しています。

つまり予定よりも収入は良好なのです。

この背景をもって韓国政府は、史上最大の補正予算を組んだわけですが、「統合財政収支」の進捗率は「63.1%」です。

つまり、今年の半分が終わった段階で赤字は予定の63.1%まで進んでいます。ということは赤字金額が予算よりも大きく膨らむ可能性が高いことを示唆しています。

さあ韓国政府の財政は大丈夫でしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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