韓国「文在寅が本屋を開く」運動圏の夢よ再びか。

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退任して隠居生活を送っているはずの韓国の前大統領・文在寅さんが隠居宅の近くに本屋さんを開く予定です。

これに対して韓国メディア『毎日経済』から辛辣な批判記事が出ています。曰く「なに一つ約束を守っていない」――です。同記事から一部を引いてみます。

(前略)
誰も彼に「忘れられた人生を生きる」と強要したことはない。

全国民の前で「退任後、静かに忘れられた人生を生きる」としたのは文大統領自身だ。

言葉にしなくても行動で見せればいいことだ。

(中略)

過去の運動圏出身者が学校周辺に本屋を出してそこをアジトにしたように、親文派の求心点になることが濃厚だ。

彼の側近、民主党の政治家たちはもちろん、いわゆる「文派」など剛性の支持層が聖地巡礼のように大挙この本屋に集まるのは明らかだ。

(中略)

支持層が集まると反対する人々も集まるようになる。本屋の周りで荒い賛否デモが絶えないだろう。

(中略)

口では忘れられた人生を生きるとしながら、行動は正反対の二重的行動をいったいどう解釈すべきか。

(中略)

金正恩からもらい受けた豊山犬を「退任後連れて育てる」と尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領に言ったのは文大統領だ。

ところが、養育費のせいなのか、それとも他に何を避けられない事由があるのか​​は分からないが、結局破綻した。

話せない動物だが、伴侶の約束を捨てたのと変わらない。

西海で北朝鮮によって殺害された公務員の息子に「真実究明を行う」という手紙を送ったのもそれだ。

その約束も捨てた。

(中略)

手ぶらで就任して手ぶらで退任する」という約束もした。

しかし、世論の反対にもかかわらず、本人が正統性を否定する李承晩政権が作った慣例に従わなければならないとし、1億3,647万ウォンのムグンファ大勲章を授与されて退任した。

(中略)

驚くべきことに何一つ守ったことがない。

(中略)

唯一守った約束は「一度も経験しなかった国を作る」というものだけだ。

本当に一度も経験しなかった大統領だ。

⇒参照・引用元:『毎日経済』「文大統領はなぜ国民にした約束を守らないのか」

「静かに忘れられて余生を送る」と話したのはなんだったんだ、何一つ約束を守っていないじゃないか、と痛烈に批判しています。守った約束は、就任時の「一度も経験しなかった国を作る」だけ。それも悪い方に実現されました。

文在寅前大統領が本屋を開いて何をしたいのかはよく分かりませんが、かつての運動家のようにそこを拠点にしたいというのであれば、明らかに時代錯誤な話です。

現在、検察捜査は李在明(イ・ジェミョン)さんの包囲網ばかりが目立っていますが、文在寅さんの方も深く静かに進行中です。「次は自分だ」と文在寅さんも分かっているでしょう。

文在寅さんが開く本屋がどのようなものなのか、文派の皆さんの拠点になるかどうかに要注目です。

(吉田ハンチング@dcp)

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