【半導体戦争】「韓国は孤独においてけぼり」韓国が反日に没頭した時に米・日・台湾の同盟が開始された

広告
おススメ記事

韓国保守の砦ともいうべきメディア『月刊朝鮮』に非常に刺激的な記事が出ています。韓国メディアでも最近では「Chip4」という言葉で出なくなりました。

日本は例の『Rapidus(ラピダス)』で捲土重来を図るつもりでアメリカ合衆国、台湾との連携を深めており、韓国は孤立した感があるからでしょうか。

もっとも先日の米韓首脳会談によって、韓国メディアでは「最強の米韓半導体同盟」などという、ナニを根拠の物言いなんだという惹句が踊っていたりします。

しかし、韓国が「日本-合衆国-台湾」連合」から弾き出される可能性は十分にあります。

『月刊朝鮮』の朴正圭(パク・ジョンギョ)さんの記事はこれを痛烈に突いた内容となっています。パク・ジョンギョさんは、以下のような経歴の方です。

1968年生まれ。『漢陽大学』機械工学科卒業、『韓国科学技術院』機械工学科修士、日本『京都大学』精密工学博士/『起亜自動車』中央技術研究所研究員、日本『京都大学』精密工学研究科 助手、『LG電子』生産技術院、『現代自動車』自動車産業研究所・海外工場支援室勤務。現『漢陽大学』未来自動車工学科兼任教授

タイトルは「韓国、対中半導体同盟で疎外されるか? 韓国が反日没頭していた2019年、米-日-台湾半導体同盟開始」で、非常に長い記事ですが、大変に興味深い内容なのです。

全文はリンクから実際に読んでいただくとして、記事の一部を以下に引用してみます。

(前略)
合衆国は日本の半導体製造会社の中国への半導体輸出を禁止させ、日本政府はこれを迅速に受け入れた。

合衆国が中国を牽制し、中国の半導体産業を枯死させるためには、半導体装置と材料が中国に入るのを防がなければならない。

日本はその役割を忠実に果たし、2ナノ半導体という先端半導体技術を提供されるチャンスをつかんだかもしれない。

一方、半導体工程の微細化が進み、半導体装置と材料処理技術がより重要になった。結局、『IBM』は2ナノ半導体を量産するためには日本の技術が必要だと判断したのかもしれない。

海外の技術動向に鈍感な韓国企業

今、私たち(韓国のこと:引用者注)は何をすべきか?

反省が必要だ。

国際情勢の変化にあまりにも暗かったという点で、反省しなければならない。

私たちは名分が先行して実際の状況を正確に見ない傾向がある。

21世紀の戦争は銃と大砲ではなく、半導体、バッテリー、自動車で行われている。

ならば、関連する海外の競合会社の動向を綿密に把握することが基本だ。

しかし、なかなかこのようなことをしない。

特に技術動向について、関連する仕事を着実に続けている人があまりいない。

企業の経済研究所に行くと、勤務経歴が数年経っていない人が多い。

工場や研究所で仕事をしたことがない。だからエンジニアと会話をすることができない経営陣がほとんどだ。

このような状況で技術変化の意味を把握するのは無理がある。

半導体産業が分業化され、個々の企業だけの能力で最高水準を達成することは難しくなった。

例えば、半導体の超微細加工に必要なEUVという露光装置は、オランダの『ASML』という会社しか作れない。

しかし、そのEUVに入る光源はアメリカの『Cymer(サイマー)』という会社が独占している。

このように、最高の技術ほど独占企業同士がしのぎを削っている。したがって、技術を持つ国・企業と円満な関係を維持することは非常に重要である。

実利より名分を重視する民族性だからこそ、より一層実利を名分より重視しなければならない。
(後略)

⇒参照・引用元:『月刊朝鮮』「한국, 對中반도체 동맹에서 소외되나? 한국이 反日 몰두하던 2019년, 美-日-대만 반도체 동맹 시작」

「私たちは名分が先行して実際の状況を正確に見ない傾向がある」というのは韓国の皆さんに対する鋭い批判になっています。

「名分」を重んじて反日に一生懸命になっていた2019年に「日本-合衆国-台湾」の半導体同盟が始まったのだ――という指摘もまた重要でしょう。

本当に「最強の米韓半導体同盟」なるものが成立すればいいのでしょうが、果たしてそうなりますかどうか……。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました